”状況が動くとき、宇宙は「目かくし」をする!” | ☆みかっちの「しあわせ感性を高める♡」ブログ☆

☆みかっちの「しあわせ感性を高める♡」ブログ☆

人生のどんなシーンをも、十分乗り越えられる生命力。
あなたには備わっている!
生命力こそがすべての難問解決の秘訣♡


 

10年前、離婚し故郷に帰って間もない冬、
軽度の認知症を患う母が行方不明になりました。


いなくなったのは朝の10時ごろ。

2時間も帰ってこないなんて・・・絶対におかしい。
家族総出で探すも、町にはいない。誰も見ていない。


「山に入ったのか?」
「海に落ちたのではないか」
色んな想像が打撃となって立っていられませんでした。
 

 

父と、娘と一緒に山を歩きに歩き、探しに探しました。
「なんてことだろう!どうして目を離したんだろう・・・!」

 


午後1時を回り、冷たい雨が降り始め、
海底捜索も始まろうとしていて。

 

 

「もう会えないんだろうか・・・・・・・・。
 私、最後にお母さんに見せた表情は
 どんなだっただろう・・・?」

 


歩いていても宙に浮いているみたい。
昨日むかついた事が、なんてちっぽけな事だったのか。
昨日恐れていた事が、ちっとも怖くない。
4人でご飯を食べられる事がどれほどの幸福だったのか・・・。

 

 

  お母さん・・・!

 

 

しかし、当時6歳の娘が、
何とも不思議なことを、ふと言いました。

 


「おばあちゃん生きてるよ。寂しがってるのが解る。
 あきらめないで探そうね、ママ。」
 

 

その時・・・
あるおじさんが家に駆け込んできました。

 

 

「美香ちゃん!わしは山のふもとの公園でおっしょさんを見た。
 その時、ちょうど腹が減って時計を見た。
 そしたら12時だった。
 だから、海に落ちているはずなんてない。落ちるもんか。
 そして、ひざが悪いから遠くへ行っている筈もない。
 きっと半径1キロ以内だ。」
 

 

その情報でピンポイントでの捜索が始まり、
何と、すぐに母は見つかりました。

その時間にその公園に人がいることはめったにないのに、
たまたま草引きをしてくれていたおじさん。
 

 

そしてその後、発見してくれた
消防隊のJ君がその時の様子を聴かせてくれました。


「咲子さん!咲子さん!」


消防隊の皆さん10人ほどで捜索してくれていた時、
やはり地元の人で組まれた消防隊だけに
「どこにおるんやろな」などと

話をしながら捜索していたのだそう。
 

そのJ君は、ふと、その探し方が気になり、


「何かを聴き逃しているかもしれないから、
 来た道をもう一度一人で探す」


と言って、急に山道へ戻ったのだそうです。

そして、すぐにやはり蚊の鳴くような声で
「おとうさーん・・・」と、
つぶやいていた母を発見してくれたのだそうです。 
 
 

ザ・メタ・シークレットの中でギル氏が臨死体験の中で、
こんな風に書いているくだりがあります。
~私の死亡時刻が読み上げられた時、私にはある記憶が残っています。

一つの光の球が外科医の中に入り込んだのです。

 

 その光は、彼を行動に駆り立てました。

彼は手術のチームを呼んで「もう一回試してみることにしよう」と言いました~


そして、その後の蘇生術で彼は戻ってくることになるのです。
 

 

もしかしたら、、、
絞り込んでの捜索がなければ、
雨の氷点下の日だけに夜になると生存は難しかったこと、
そしてJ君がなぜもう一度一人で来た道を戻ってくれたのか。

 


それを思うと、もしかしたら
一生懸命島に尽くしてきた母をささやかな形で守ってくれた

・・・そんな気がしてならなかったのでした。
 

 

また、そのJ君の不思議な行動からも、
「衝動」というのは何とも不思議なもので、
電気信号が走ってピン!ときたりするわけですが、
なにか大いなるものから大切な情報を受け取っている可能性も
やはり大いにあるよな、なんて感じました。
 

 

そして、その体験でチャンスが与えられたのは家族でした。
認知症の母だからこそ幸福を感じさせてくれると
気づかなければならないときが来てるように思いました。
 

 

また、その後、それがきっかけで父がした決断で
何千万というプレゼントが舞い降りてくるのですが、
それはまたいつかお話したいです。
 

 

あれからもう10年。
母の認知症は認知症でなかったことがわかりました。
一時的な老人性の精神障害だったそうです。
今では普通に話ができます。

 


これもまた奇跡!

 

 

覚悟って目覚めて悟るって書くけど、
確信って何層にもなっていて、
覚悟したと思うとまた揺さぶられて
でもそれゆえに更なる確信に着地する。

 

 

自分の地殻に向かっている感覚があります。
そしてそれとともにさらに宇宙とのパイプを太くして
2017年宇宙の元旦を迎えたいものです!
 

 

今、母と一緒にご飯を食べられることに
本当に感謝しています。

 

 

 

田宮陽子さんの「目かくし」の記事で、

思い出した出来事でした。