「今のバイト先、なんか学校みたいやねん。」
と、娘がニコニコしながらいう。
（あまり学校知らんくせにw）
「こんな友達がいたらいいな、
こんな先輩がいたらいいな、
こんな先生いたらいいな。」
と、思っていた、
すべてがそこにあるのですって。
学校って、そりゃ、
体験したり得られることは他に色々あるけど
大きな一つは、
社会生活ができるように！ってのもある。
でも、社会生活出来ている。
逆に、彼女がいなければ店が回らないほどに。
「理想の学校に通いながら、
お金ももらえるなんて、ラッキー✨」
それが、軽々しく出た言葉でないことは知っている。
彼女は小学校から筋金入りの不登校だった。
ある日、いきなり
「高校受験するわ」と言って高校に入り（笑）
「バイトするわ」と言って面接に行き、
いつの間にか家計を助けてくれていた。
１５歳から働き始めて、１年半たった。
初めてのバイト先は、
私なんてピンボケもいいくらいに外れだったけど
彼女の場合は、一発で居心地のいいところを捕まえてくる。
私なんて５９０円スタートだったけど、
（時代もあるけどw）
彼女の時給は１０００円を超えている
その嗅覚は、やっぱり凄い
陰極まれば、陽に転ず。
闇が深まれば、勝手に光が差してくる。
彼女の一番凄いところは、
焦らないところ、だと思う。
あるがままをいつも受け止めて、
行けない時は行けないなりに、
行けるところには行って、
行けなくても、それで自分を責めることはなかった。
その中でいかに楽しむかということをしてきた。
もしかしたら、
人生で学ぶことというのは、
単位みたいに決められていて、
いっこいっこ、どこでもいつでも
大学の授業みたいに
クリアしていけるようなものなのかもしれない。
振替授業もできれば、
レポートでもオッケー！
心底そのエッセンスを
落とし込むことさえできれば
人生は進んでいく。
歳をとるという意味ではなく
コマが「進んでいく」のだ。
それは、きっとお婆ちゃんになっても。
体内時計とともに、
学びが深まっていく。
そう思うと、
目の前の課題がとても愛おしい(*^^*)
この目の前のことの向こうには、
予想どうりの景色ではなくて、
単位を取った後の、
全く想像もできない次の海が広がっているのだから♪
