「もっと離れたらもっともっと観えてきますよ。」
と、友人は言った。
最中にいるときは観えなかった事が
どんどんとクリアになってきている。
“マインドコントロール”という言葉がある。
それは、あたかも魔法のように
すごい人や影響力のある人が使えるように感じるが
そうではない。
「影響を受ける」と決める、または
「影響を受けてもいい」と、自分が許可している場合に
どんな関係性にだって起こるのだと思う。
母がしんどい
という本を、プレゼントしてくれた人が居て
その人は、「これは、ホラーです!」
と、笑っていたけれど、
ホラーという言葉が、まさにぴったり。
さなかに居るときは、
それが当たり前の世界で
しんどいよ、苦しいよ
助けて・・・
それしかないけれど、
ホラーがホラーと見破られたときに
それは、ホラーではなくなる。
本当に自分と向き合ったり
自分を自分で認められている人と
接することがおおくなると、
こんなことで、ありがとうっていってもらえるんや~
こんなところで笑って
これがギャグになって
こんなことを心配してくれるんだ・・・
と、目からウロコの体験ばかり。
ホラーから自由になり
自己承認できてきたとき、
その人そのものとの
交流を楽しめるのではないかと思う。
たとえそれが親や子どもであったとしても。
本当の事を伝えて、
自分の気持ちを伝えて、
相手の思いを知って
そこには、傷つくことや
ショックなことだってあるだろうけど
でも、嬉しいことも、沢山あるはず。
喧嘩をしていても、
触れ合っているというあったかい感覚があるはず。
「母がしんどい」
このタイトルをつけられること自体が、
もう青空を飛んでいるということだね!!