私の青春時代は、この人と一緒にあったといってもいいだろう。
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今でも友人でい続けてくれる彼と出逢ったのは１９歳の頃。
川のほとりのセブンイレブンだった。
共通の友人と立ち寄ったそのコンビニに彼はいた。
ギターを背負っていた。
「はじめまして！俺、音楽やってて・・・」
心が震えるような旋律を生みだす彼は
大学でも一目置かれていて
非常に面白い存在だった。
何よりも特徴的なのは
あらゆるジャンルの友人がいる事だった。
紹介される人々にいつもびっくりさせられた。
時に、いしやきいもを売ってる友人が連れてくる
ホームレスのおじいちゃんにも
即興で、弾き語りを聴かせた。
どんな人にも真剣に接して
どんな人にも慕われて
どんな人の事も面白がった。
東京で、ミュージシャンをしていた彼が
実家の割烹を継ぐと聴いた時は
正直、心配した。
音楽、どうするんだろう。
でも、そんな心配は無用だった。
人は誰に対しても、
いろんな心配をしてしまうけど
それは、そこに湧き出てくる心配というのは
自分の中の「負」のエネルギーが
時には自分に対しての「腐」の（笑）エネルギーが
のっかているだけの事、本当にそう思う。
人は、いつでもどこでも
自分らしく輝いて生きられる。
本当は、条件なんて関係ない。
そして、自分らしく生きていれば
その輝き、「キラリ」を必ず見ている人がいる。
そして、そこからつながって転がって
どんどん、自分の夢として加速していく。
まずは、自分をよくよく知って、
自分をよくよく生きて行く事なんだ。
つまちゃん が奇しくも
こう言ってくださったことを思い出す。
「文章と言っても、いろんな関わり方があると思うんですよ。
いろんな文章があるんですよ。」
音楽もきっとそうに違いない。
ただ、大切なのは
それが大好きで、いつもいつも
心を込めてそれに取り組んでいれば
面白い事が起こるってこと。
料理人という肩書のもと、
あらゆる仕事を経験して
そして、大学教授の兄をもち、
彼自身が非常にインテリジェンス。
まさに、それを網羅したような
そんなオリジナルな
素敵な、人生がスタートしている。
そんな片鱗が見受けられる記事だった。
http://manabiai.g.hatena.ne.jp/shinji-akasaka/20111101