退職の直前になって
リラックスしているからか
いろんな事がスムーズに回る。
ややこしい案件になりそうだったものが
すんなり解決に向かったり
いっぱいいっぱいになっている時に
絶妙なヘルプをしてくれる人がいたり
クレームのお客様の怒りに
これまでのように反応も焦りもしない自分がいる。
この職場にも
沢山の優しさや温かさ
そして、住み心地のよさも
素晴らしさもあった事に気づく。
「さみしくなる」と沢山の人に言っていただいて
穏やかに次のご縁に行ける事
それこそに感謝の気持ちでいっぱいになる。
一つのどうしても許せない事
それは、きっと
一片の雨雲のような存在で
その小さな雨雲が浮いているからと言って
美しい青空がなくなったわけではない。
綺麗な夜空が消えてしまったわけではない。
でも、雨雲に覆われてしまうと
あまりの冷たさに
視界の悪さに
もう、終わりだと思ってしまう。
でも、思い出せるはず。
一片の雨雲のその奥に
信じられないような
美しい青空や
夕焼けや
星空を魅せてくれる
豊かな豊かな宇宙がある事を。
どうしても解決できないように見える
その問題も実は
言ってみれば、
広大な空から見れば
一片の雨雲のような存在で
実は、無数の解決策と智慧
という豊かさに満ちている事を。