あれもこれも、どれもこれもちゃんとやりたい!
そんな気持ちで一杯だったここ2~3ヶ月。
しかし、どれもこれも中途半端に終わってないか?
どの人への誠意も中途半端ではなかったか?
そう思うと、自分が根底から覆されたようで、消えてしまいそうでした。
どうやら・・・原点に立ち返る時が来たようです。
そんな時友人が、ベストタイミングで溝口あゆかさんの本を貸してくれました!
素晴らしい本でした。
「主導権はあくまでも自分にあります。
これが人生のクリエイターの状態です。
真っ白なキャンパスに、合う色や絵の具を選ぶのと同じです。
つまり、道具を得ることが目的になっていたり(例えばよい大学、よい会社)、道具に振り回されていない状態です。
当たり前の話ですが、主導権を握っている人が一番パワフルです。
条件に幸せを託していると言う事は、条件が主導権を握っているわけです。
ですから、条件がパワーを持ち、自分は無力になります。で、振り回され始めます。
多くの人がこのパラダイムで生きています。」
例えば会社を辞めるにしても二通りあると思いました。
①会社に主導権(パワー)を預けたまま辞める。
②自分に主導権を取り戻してから辞める。
① は、ひょっとしたら 「傷つけられたから」 「あのヒトが気に食わないから」 「会社が悪いから」 という気持ちのまま辞める事になるかもしれません。
② これは、人生のクリエイターとして生きようとしたときに、道具が違ってたと気づいただけの事。
責め合って、権利を主張しあって終わるのか、握手をして幸せを願いつつさよならできるのか。
まずは真摯に自分を根底から反省し、できることを全てやってみよう。
そう思えたら、周りの方が実は手を差し伸べて下さっている事に気づきました。
余裕がなくて、全然見えていなかったんですね。
人生のキャンパスは、いつでも自由自在ですね。
でも、ありのままの自分自身を映し出します。
何かおかしいな、と思う時。
周りの人は、自分自身の鏡ですね。
汚れているな、と鏡を拭くのではなく、鏡の中の像を変えようと思ったら自分を変える。
それしかないのでしょう。
その時初めて、真の「人生のクリエイター」として、キャンパスに絵が描けるのかもしれません。