どうも、ご無沙汰しています。たけさぶろうです。
ここでは、学科試験当日のよくある忘れ物や疑問を教習指導員の経験から取り上げていこうと思います。
1、受付時間を間違えないこと。
試験ではキホンのキです。
奈良県の学科試験受付時間(当日最初に受付する時間)は11:00〜11:30です(原付は13:00〜13:30)
しかしながら、朝の8:30に間違えて来る人がいるようです。
受験案内には「適性」と書いてあるせいか…
適性試験を8:30からやって、11:00から学科試験をやる…と勘違いしてしまう方がちらほらいるようです。
8:30〜は学科試験「免除」者の受付時間となります。
既に自動二輪免許のある人など学科試験がいらない方の受付時間です。
この時間に行っても結局11:00まで待たされることになります。遅刻よりは良いですが…(汗)
適性試験(視力検査)は11:00〜11:30に行けば大丈夫です。(原付は13:00〜13:30)学科試験前の受付時にやるのでご安心を。
あと、原付の試験とゴッチャになって時間を間違える人もいるので間違えないように…
2、場所を間違えないこと。
奈良県の学科試験会場は橿原市にある運転免許試験場です。
奈良県はここ1箇所のみです。奈良県で免許を取る人は必ず行く場所です。
新ノ口駅から徒歩で行くと、手前に橿原中央自動車学校や安全運転学校がありますが、そこではありません。
あと、サクセスやハピネス等、学科試験の勉強をするスクールが試験場の近くにありますが、これらは試験場とは全く関係ない民間のスクールです。
あくまで試験対策や勉強をするところなので、試験会場ではありません。
スマホで調べられる便利な時代なので確認しておきましょう。
3、必ず予約すること。
奈良県の学科試験は、奈良スーパーアプリ(奈良県が運営している総合予約サイト)でネット予約が必要です。
予約なしでは受験できません。
キャンセル待ちもできません。
「予約」と書いてあるので、ひょっとしたら予約無しでも入れるかも!とワンチャンに賭ける人もいるようですが、それは間違いです。
予約時に住所氏名など人定事項を入力して、その登録データで当日受験票(申請書)が作られるシステムなので、予約してない人は受験票(申請書)が作れません。
「予約」というより「オンライン願書提出」といえば分かりやすいかもしれません。
入試や国家試験など、願書を出さずに当日いきなり行きますか?
あとは、「原付の講習」、「原付の学科試験」、「それ以外の学科試験」は予約の項目(選択肢)が異なります。
予約を取り間違える人もいるようです。ご注意を。
予約の取り間違えも受験できません。
4、忘れ物をしないこと。
公安委員会(警察)が行う試験です。
不正防止の観点から忘れ物は一切許されません。
「後で持ってきます」は通用しません。
忘れ物があれば「アンタ何しに来たの?帰れ」と容赦なく追い返されます。
よく聞くのが…
・お金がない
当日は受験料や免許交付代(合格したら)等のお金がかかります。
(全て現金のみ。カード、電子マネーは不可)
(後払い不可)
試験はタダで受けられません。
免許証はタダでは作れません。
・住民票がない、古い、不備がある
発行から6カ月以内
最新の情報が記載されたもの
引っ越しで住所が変わった、結婚で苗字が変わった
などある場合は最新のものを用意。
本籍記載のものが必要です。(本籍省略はダメ)
受験案内に「住民票の写し」と書いてあるせいか、間違えて住民票のコピーや撮影した画像を持ってくる人がいるみたいですがそれはダメです。
・卒業証明書を忘れた
「アンタ何しに来たの?帰れ」と言われます。
コピーや画像はダメです。本物の現物が必要です。
・原付などの免許保有者は免許証が必要です。
忘れたら「帰れ」と言われます。
紛失した場合は再発行しないと受験できません。
免許証が他府県住所の場合は住所変更が先です。
・写真を忘れた、サイズを間違えた
必要なのは3.0×2.4センチサイズです。
これは、受験票に貼り付ける本人確認用の顔写真です。
免許証に使う写真ではありません。
持ってない場合は当日試験場内の証明写真(¥600)で撮れます。
サイズ違い、撮影6ヶ月以上経過の古い写真は使えません。
自撮りで背景が写り込んでいるもの、顔の一部が切れているものも使えません。
・カラコンを付けてきてしまった
免許証の写真撮影時には強制的に外すよう指示されます。
瞳の色が本来の色と違うと、身分証明として意味がなくなるからです。変装と見なされます。
当日は付けないほうが良いでしょう。
撮影までどうしても付けたいならコンタクトケースと液を持参で。