前回の続きを書いていきます♪
新規参入の高価格帯商品がどうヒットしたのか?
これについてネーミングやパッケージ戦略を、
「よなよなエール」を題材にして書いて参りました。
いくら良いパッケージやネーミングで高品質な商品だとしても、
消費者に知ってもらわなければ、商品は売れません。
よなよなエールはどのように世の中に伝わっていったのでしょうか。
②個性を伝える、知ってもらう
よなよなエールのヒットは、ネット通販がポイントでした![]()
なぜネット通販なのか?ですが、
ネット通販の売上はメーカーの大小はそこまで関係しないからです。
知名度が無いメーカーのビールは、実店舗ではなかなか商品を置いてもらえず、扱いも小さかったりします。
しかし、ネット通販ならどのホームページも平等です。
ですが、消費者に「よなよなエールを飲みたい」と検索してもらわなければ、ホームページを見てもらえることはできません。
なので、まずは検索してもらう為の工夫が必要になってきます。
また、ネット通販を選択した理由はもう一つありました。
それはネットは商品の「個性」を知って、
興味を持ってもらいやすいツールであるということです。
スーパーやコンビニに製品を並べ、買ってもらうだけの関係だと、
商品のこだわりや、そのメーカーの哲学まではなかなか伝えられないです![]()
だからネットを使い、メールマガジンなどを購読してもらい、
想いや、考え方、温もり、といった「個性」を感じてもらうことが出来るというのです。
高価格帯商品(個性、付加価値がある商品)をネットで売る場合は、大手企業のように、
「世の中の多くの人たちと薄くかかわる」のではなく、
「一部の人たちと濃く交わる」ことが必要だと、よなよなエールの社長の井出さんは語っています。
そして、よなよなエールはメールマガジンを連投していきます。
その中で、特に個性について書かれた、
ビールのうんちく、醸造設備の話の反応が良かったようです。
逆に、「ポイント2倍キャンペーン実施中」や「秋はよなよなエールと旬のお野菜で!」といった、いかにもネットショップが送りそうなメールを書いても、反応はほとんど無かったようです。
読者は1日100通くらいメールをもらっているかもしれないので、
そういったメールはその中に埋もれちゃう可能性が高い。
だから誰でも書けるものではなく、その商品のメーカーにしか書けないものを、書くことが必要になってくるのです。
加えて、よなよなエールのメールマガジンはユーモアたっぷりの内容で書かれています。
これも、商品ヒットの秘密だと感じます。
例えばスタッフとのやり取りで生まれた冗談話をあえて載せる。
その件名を【重要度 低】とつけて送る…などファンにはかなりウケたようです![]()
よく「おいしいですよ」といった言葉で製品を売ろうとしますが、
人は興味がある情報にしか心を開かない。
だから、まじめなことをやるより、面白いことをやって、まずは
「コイツら面白い」と感じてもらう必要がある!というのです。
こういったユーモアが知ってもらう為の大切な戦略なのでしょう!
まずは消費者にユーモアを織り交ぜ、知ってもらうキッカケづくりをする。
そして、「個性」をメルマガなどで徹底して、そして継続して発信し続ける。
これらのことが、よなよなエールヒットに繋がっていました。。
どんな商品でも売る上で、参考になる事例だと思います。
また、自分に置き換えてみてどう商品を伝えていくのか?
丁寧に考えていきたいと思います。

