![](https://stat.ameba.jp/user_images/20190121/20/mayuyumayuyu777/52/bb/j/o0607108014342886591.jpg?caw=800)
これは、滋賀県北部の真冬のご馳走です。長浜以北かな。何故ならば、北の鴨と南の鴨は冬場の餌が違うので(養殖じゃなくて天然の場合ね)、鴨の美味しさが違うのだそうです。湖北出身の義母の受け売り。南の人が鴨肉が臭いというのは生き餌(虫とかね)を食べてるからだそうで、北の鴨は、凍っている所にいるから、穀物木の実を食べてるから、臭くないだそうです。だから、鴨は北国のご馳走なんですね。滋賀県でも南では食べません。 ![](https://stat.ameba.jp/user_images/20190121/19/mayuyumayuyu777/0e/8f/j/o0607108014342860883.jpg?caw=800)
鴨がネギを背負ってやって来た、というくらいですから、地元では、鴨肉とネギ(あったら九条ネギがベストです。義母は、鴨のためだけに、九条ネギ作ってましたな。)だけで、鴨すきをします。どっちかというと、鴨は出汁でネギが美味しいので、ネギは大量に用意するのがオススメです。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20190121/19/mayuyumayuyu777/0e/8f/j/o0607108014342860883.jpg?caw=800)
これは、鴨のくず肉と骨なんかを包丁で叩いたタタキ身です。生卵一個と大量の山椒の粉を入れてハンバーグみたいに練って、鍋にスプーンで落として団子にします。山椒は高いので、お店で食べるとあんまり山椒入ってないけど、小さじ三杯くらい入れて練り上げると、美味です。
分かりやすくいうと、団子にちゃんと山椒の香りがするまで、大量に入れるのですね。少ないと血の匂いがします。
鴨すきの肉をお取り寄せしてみたい方は、長浜の魚三さんが、オススメです。ここは、日経のおとりよせに載ったこともあります。なんで、屋号に魚がついているかというと、琵琶湖の川魚やさんで、鴨も琵琶湖で捕れるから、川魚やさんが扱うんです。鴨の時期は、12月から2月までくらいです。
日本酒にあうのよ。チャンミンに食べさせたいな。
もちろん、鴨だから赤ワインもあうよ。