毒舌日記と、ヒトはいう…(がんばらないけど あきらめない その2)-2009_0108_410.jpg

寒っ。

と、おもわず、犬も2度寝する、白銀の朝~。

(この謎の物体は、桃です。)

耳まで、フリースで覆っております。こないだ、寒さで冷えたせいか、発作を起こして、肢体不自由になりかけて危なかったので、

最近は、家族は、桃をみると、せっせと、フリースで、包む過保護なので、桃的には、迷惑なときもあるようです笑。


適度なって、難しいですね。


商売も、基本は、愛だと思うのですが、


かゆいところだけ、掻かないといけないんだそうで。


かゆくないところまで、ひつこく掻くと、嫌われるんだそうです。


売れっ子ホストさんが、テレビで語ってました。


まあ、しかし、なんだね、新年なんで占い師もよく出てくるけれど、


売れっ子には、観察力という共通点があるような。


占い師は、インパクトを狙って、たまに、とんでもない外見の方がありますが、ああいうのは、長い目でみたら、ダメなんでしょうねえ。


まあ、長いことああいう格好してるの本人もいやだろうけど(笑)


信頼感があるのが、大事な、気がしますね。


長く続けるには。


さて、そろそろ、近畿圏では、十日戎さん、です。


私は、商店街で育ったんですが、向かいのお店の方は、西宮戎で、縁起物の福笹を毎年売ってらっしやいました。


福笹には、吉兆(あの料亭名は、ここから、きてるらしいです。)と呼ばれる縁起物をオプションでつけます。

銭袋、打ち出の小槌、あわびのり、大福帳、小判、米俵、鯛などです。

で、その前から、店番しながら、その縁起ものを、内職で、せっせと、作っておられました。


いつもうちの父がそれを見ながら、


「今年もやっとってや。精が出るなあ。毎年、えべっさんの頃が一番寒いのに。あの厳寒時に夜店出して商売しようと思う人は、たいした根性や。きばらはるわ。」


と、呟いておりましたね。

うちの父は、根性のあるかなりの働きものなんですが、その父に、感心させるとは、あの年寄り夫婦もたいしたもんや、と、小さい私は、眺めていた、思い出があります。


西宮戎といえば、福男。

今年は、どなたが一番になるのかしら。

あれをみると、年が明けたなあという気がする、西宮周辺育ち。

西宮近辺の若い足に自信のある男性なら、一度は、自分も走りたいと思うのでは、と、いう行事です。


一年で一番寒い時期に、ご門の前で一晩中開門を待つのも、なかなかあっぱれなええ根性や、と、思うのですが。


しかし、なんですね。地域性って、面白いですね。


何年か前に、東京のマスコミが騒ぎ立てて(きっと、他に記事がなかったのね…)


福男がチームを組むのが、大騒ぎになったことがありました。


ご存知ない方にご説明さしあげますと、


西宮戎さんは、なぜか、毎年、福男選びというのをするのでございます。


http://www.getyou-free.com/tokusyu/nishinomiya_ebisu/ebisu_top.html (← クリックで、詳しい説明にとびます。)


絶対福男(福女)になってやる!!、という、シュミレーションが楽しいので、よかったらやってみてくださいませ。


別に、みんなで、楽しんで、前の年から、作戦たてて、やってるんだから、いいじゃん、

商売繁盛には、友達とか、作戦とか、頭脳とか、チームワークとか、大切じゃん、と、思ったのは、子供の頃から、それを当たり前に思ってみていた、西宮戎周辺の住民でありましょう。


なんか、グローバリゼーションみたいですね。


わけもわからず、自分たちの価値観を押し付けて。

そういうつまんないことマスコミとかが、暇つぶしに、騒ぐから、年々、伝統行事が面白くなくなるんだ。


まあ、記事があってもなくても、あの人たちは、一定量のうめくさがいるからなあ。


そういう意味では、今日のニュースとか変ね。

報道価値のあることだけ、流せばいいような気もします。


当たり前と思って流してることで、変なことって、きっと、いっぱいあるんだろうなあ。


ちなみに、私は、十日戎は、全国的にやってるんだと、ずっと、思ってましたが、関東にはないらしいですね。


東京の人は、ナニに商売繁盛を願うのかしら。


お酉様、ってやつかな?

ちなみに、お酉様がよくわからない、根っからの関西土着系の私でありました。


手作り贅沢石鹸工房
近江の小さな石鹸やさん http://sekkenya.ocnk.net/