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ATARIMAEプロジェクト Amebaタイアップページ
働く喜びというのは、自分が役立たずではなく、誰かのお役にたっていて、なおかつ、ちゃんと人並みの生活ができるお金が稼げるということだと、思うな。
このちゃんと人並みに暮らせるというのは、大事だと思う。
別にものすごい贅沢したいわけじゃないけど、普通に暮らせないと、気持ちがすさむもんね。
友達と話していても、
日本人は、屋根は漏らねばよし、食は飢えねばよし、で、自分の居場所があって、なおかつ、他人に出来たら喜ばれて、
というのが、理想だよね~。
という話になる。
贅沢は大好きだけれど、あくまで、庶民なので、プチ贅沢で、
石油王みたいな暮らしがしたいわけではないんだよね。
あれだけ、お金あったら、ずっと、ボデイガードがいるもんね。
私は、今、ネットで手作り贅沢石鹸を売ってます。
まだ、全然、生活なんてできませんが^_^;。
昨日、駅に行こうとしてたら、駅の近くのお教室が家を店舗に改装してました。
この教室は、20年くらい前からあったのよ。
やっぱり、ちゃんと生徒さんがついて、店に改装できるくらいになるには、20年くらいかかるんだなあ、と思いました。
うちの店は、構想しだしてから、3年くらい。ネットショップまじめにやりだしたのは2年くらいかな。
今、やっと、経費がトントンで、何とか来年も続けられそう、という程度です。
まず、10年続けられるように。
ちゃんと、お客様がついて、続くように。
がんばります~。
でも、私は、飽きっぽいので、幼馴染は、よくまだ、飽きずに続いてるよね~店。
すぐ、あきて、ちがうことやるかと、思ったって(笑)。
私は、正直、石鹸つくることには、飽きてたんですが、(プロはまた、趣味とは、ちょっと違うよね)
たまに、ものすごく、肌がきれいになった、と、喜んでくださるお客様があるので、
嬉しくて止められなくなった。
本当に、モチベーションあがるんですね、人様に喜んでいただけると。
これで、生活がちゃんとできたら、最高でございます。
ネットショップは、簡単に始めれられるので、簡単にやめられるの。
参入障壁はすごく低いんですね。
まあ、それと、顧客がついて、商売がつづけられるというのは、また全然別の話なんですけど。
よくご相談を受けますが、
ネットの石鹸やには、簡単になれます。
ただ、売れるかどうかは、努力しだいです。
いい石鹸が作れるということと、それを売る営業力があるというのは、全然別の次元の話なので。
いいものがあっても、誰も知らなければ、それは、世の中に存在しないというのと同じことだ、
と、私の尊敬している松下幸之助さまもおっしゃってますし。
だから、松下幸之助さまは、営業店舗をものすごく大事にしたそうだ。
売ってくれる方あっての製品だから、と。
- 物の見方考え方 (PHP文庫 マ 5-3)/松下 幸之助
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そういえば、こないだ、ある老舗の店の女将さんと、おしゃべりしてたんですが。
(私は、いろんな方とお話するの大好きなので。だって、色々勉強になるんだもん。ヘタな本よりよっぽど素晴らしい。)
干し柿の白い粉が、黴だと、騒いだもの知らずな客がいて、スーパーも商品知識がなかったのか、面倒だったのか、で、全部、撤去になって、白い粉のない干し柿を作らないといけなくなったって、嘆いてたって。
干し柿の表面にふいた白い粉は、糖が表面にしみ出たもので、たくさんふいているものほど甘いと,私なんかは祖母から、習ったのにね。
って。
なんか最近、ばかばかしいなあ、と思うことがよくあります。
私くらいの年代だと、子供のころ、たくさん回りにお年寄りがいて、いろんなことを叱られたんですが、
あれって、躾や、文化の継承という意味もあるんですよね。
子供のころは
「あ~、寄ってたかって、うるさい。大人は、あれもだめ、これもだめ、っていう。早く大人になりたい。」って思ったもんですが。
でも、友達みてても、行儀のいい感じのいい子は、皆、
「躾が厳しかったもん。」って、いいますしね。
最近の若い人(ああいやだ、こんなこといいだしたら、年寄りだわ^_^;)は、可哀相だよね。
ちゃんと叱ってもらえない。
磨かないと玉も光らないのにね。
まあ、しかし、人間、15過ぎたら、自分の責任なんで、甘えてないで、自分を磨かないとね。
さて、来年もがんばって、店という珠を磨こうっと。
来年もどうぞ、ごひいきに。
今、仕込んでるのは、去年人気だった、梅にうぐいす。
それと、桜咲く、です。