最近、また、アガサクリステイを再読中。


初めて、はまったのは、中学高校のとき。


今はどうか知りませんが、昔は、クリステイは、英文の名文のお手本として、よく英語の授業で使ったんですよね。


中年になって、色々人生経験つみますと、


本当に、面白いわ、クリステイ。


昔は、主人公たちの立場だったんですけど、


今は、心配してる大人たちの気持ちがよくわかる。


ああ、人間の悪意,狂気、激しい愛情はものすごく怖いのに…。


ああ、危ない。


そんな無防備な危険なことをしたら、


ああ、そんなことをいってはいけない。


眠ってる殺人事件は、好奇心で、面白がって、穿り返してはいけない。


1人殺すも、2人殺すも同じなんだから…。


って、


はらはらしながら読んでます。


若さというのは、本当に、幼く、もろい、危険な、ものですね。


うう、クリステイは、偉大な作家だと、改めて思いました。


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