さて、これは、なんでしょう。


taga  これは、いわゆる「箍が外れる」の箍です。

 さて、何につかうのでしょうか。



kata



これは、外子。


nagago


 そしてこれは、中子。


katayaki


これは、型を焼いているところ。

suna


これは、型を作るための砂。


kata


枠の数々。色んな大きさがあります。


kututateta


これは、その型を全部組み立て終わったところ。

これは、穴葺きといって、穴の中で、行うやり方です。

この場合は、不慮の事故は少ないのですが、

穴より大きなものは作れないという、弱点があります。


他に、岡葺きという、やりかたもあるそうです。

危険なので、うちは、今は、やっていません。

昔は、運搬手段が無かったので、

出張で現地で作っていたので大変だったと

祖母が申しておりました。


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こっちは、湯を沸かす炉。


yuguti


 湯の入り口。


nagasikomi


これは、湯を溶かして、型に流す準備をしています。

まあ、これが、クライマックスですね。地味な作業がほとんどですから。

これを、釣鐘を葺く、といっています。


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お坊さんがお経をあげる祭壇です。


お経のあと、湯を型に流し込むのですが、

(溶岩みたできれいです。)

私が、他の仕事で忙しかったので、写真が取れませんでした。

ひとりで、40人のお世話をしていたもので。



deta


これは、型から、出たばかりの釣鐘です。

本邦初公開じゃなかろうか。


これから、手作業で、磨いていくのです。


まだ、型から出したてなので

一日たっても、

大変気温があがるくらい熱を持っています。

でも、型からはずさないと

なかなか冷めないのです。

☆ミ 湯といっても、お湯のことではないですよ。