先日、作ったすぎな石鹸を昨日カットしました。 sugina  

うちの石鹸、大きすぎ、その結果、他所より、値段比べたら、高く見えるみたいなんで、小さい石鹸も作ってみました。 

気に入ったら、大きいの買ってもらったらよいし。


最適化を目指して日々試行錯誤は続く。 楽しいなあ(^^♪

 でも、店初めて、3ヶ月ですが、リピーターさんが、お友達に紹介してくださるようになって来ました。 

喜び~。 

でも、急にいっぱい注文していただいても、2ヶ月掛かるのが難ですね(-_-;)。

 コールドプロセスの宿命ですが。 


お気に入りが出来ましたら、ご予約のブロックオーダーもいたします。

 注文いただいてから、2ヶ月いただきますが。 

まとめて買っていただいたら、割引ますので、よろしくm(__)m 

近江の小さな石鹸やさん  1個からお気軽にどうぞ。

 目標は、大事な人に紹介してもらえる価値のある店になることです(^^)v。


 スギナドクダミ、ガンガン、庭に勝手に育ってます。  

君たちは、今年からは、問荊(もんけい)、と十薬(じゅうやく)として、働いてもらうからね。

 がんばれよ、といわないでも、勝手に庭にはびこるのでしょうが(-_-;)  


ちなみに、庭の邪魔者スギナには、このような、薬効があるとされて、います。びっくりだ。 


でも、あれだけ、精力の強い、草の力をわけてもらったら、いいかもね。 

ドクダミは、白髪が治る、といわれています。 

で、シャンプーバーを作ろうかな、と。 ちょっと臭いけどね。


すぎな。

薬効・用い方


漆(うるし)かぶれには、生の全草をすり潰して、その生汁を、かぶれた患部に塗布します。

あせもや化粧品かぶれなどの皮膚炎には、問荊(もんけい)10グラム程度に水0.6リットルを、強火で約5分煮出して、人肌程度に冷まして皮膚に塗布します。


自家製化粧水には、生のスギナか問荊(もんけい)と25度のホワイトリカーを浸して3ヶ月から半年寝かしてから、ガーゼに浸して入浴の後に用います。

生のスギナか問荊(もんけい)を、適量を煮出してから風呂に入れると、入浴剤になります。

湿疹、かゆみなどの皮膚病によいとされます。

スギナの薬効成分は、サポニン(あわのようなもの)の1種エキセトニンやケイ酸、ベーターシトステロールです。

スギナは、皮膚病にも用います、

スギナ風呂は、ウルシかぶれのようなかぶれやかゆみなどの和らげる効果も強く、アトピー性皮膚炎などにも効果があるとされます。楽天トラベル  


スナフキンが子供の頃好きでした。ムーミンは、てっきり河馬だと思っていました。

妖精って、テインカーベルの刷り込みがあったので。



ここの着物の柄が好き。こういうのきて、海外旅行できるようになりたいです。



 おまけ、今日のお花は、カロライナジャスミン。


 150円の苗が、5年でこうなりました。 うちの店も5年後は、こうなりますように。 

黄色は、金運だから(^^♪  

庭木って、4年めくらいに急に大きくなるのよね。

 地下で、見えない根がそれまで、準備しているらしい。 jaysuminn

最近、庭木の薬効を調べる癖がついたのですが、カロライナジャスミンは、有毒だそうだ。  



 この植物は、英名で"Yellow Jasmine"とか"Carolina Jasmine"、などと呼ばれている

。このことからモクセイ科ソケイ属植物「ジャスミン(Jasmine)」の仲間と思っている人もいる。

しかし、実際にはモクセイ科ではなく、有毒植物が多く含まれているリンドウ科やキョウチクトウ科などに近縁の「マチン科」に属する植物である。

花の香りが「ジャスミン」に似ているので、このような名称で呼ばれるようになったのだと思う。

 学名(属名)"Gelsemium"は、イタリア語で「ジャスミン」を意味する"Gelsomino"に由来する。

やはり、花が「ジャスミン」に似た芳香を放つことに因んで名づけられたのであろう。

なお、花は、香料の原料に使われる。 

「カロライナジャスミン」は、北米南部~グアテマラ原産の常緑のつる性低木である。

学名(種小名)の "sempervirens"は、"evergreen"すなわち「常緑」を意味する。 つる状の茎は、よく伸び、ほかのものにまきついて上り、また地を這って遠くまで伸びる。

春、比較的長い期間、鮮黄色の美しいラッパ状の花を多数着ける。そして、周囲に芳しい香りを漂わせる。このため、観賞用にフェンスに絡ませたり、ポールに仕立てたりして広く栽培されている。常緑で、耐寒性もかなり強い。このことも観賞用植物としてよく用いられる理由の一つである。


しかし、この植物が、強い毒性を示す成分を多く含む有毒植物であることは、意外に知られていない。


  「カロライナジャスミン」は全草が有毒で、目まいや、呼吸機能の低下などの中毒症状を呈し死に至ることもある。

その毒性は、セリ科の「ドクニンジン」"Conium maculatum"よりも、ずっと強いといわれている。


 「ドクニンジン」には、有毒成分として「コニイン(Coniine)」などの「ピペリジンアルカロイド(Piperidine alkaloids)」が含まれている。イギリスでは、この植物を"Hemlock"と呼んでいる。

古代ギリシャでは、未熟な果実を処刑に使われていたことで知られている。

また、ソクラテスは、この毒を飲んで死んだと言い伝えられている。しかし、一説によると「ドクゼリ」"Cicuta virosa"の毒であったともいわれている。

 「ドクゼリ」は、猛毒植物として有名である。

その全草、特に根茎に「シクトキシン(Cicutoxin)」と呼ばれる有毒成分が含まれている。

誤って食べると強い痙攣を起こし、脈拍が増加し、呼吸困難になり、一命をおとすことになることもある。

その毒性は、「ドクニンジン」よりも強いといわれている。 「カロライナジャスミン」には有毒成分として、 "Gelsemicine"、"Gelsemine"、 "Sempervirine"などのインドールアルカロイド(Indole alkaloids)が含まれている。これらのアルカロイドは、根や根茎に特に多く含まれている。 

「ゲルセミシン(Gelsemicine)」は、この植物の主要な有毒成分と考えられている。

少量で呼吸器系を刺激し、多量になると呼吸麻痺を引き起こす。

また、中枢神経刺激作用を示すことも知られている。「ゲルセミン(Gelsemine)」は、「ゲルセミシン」に混在して含まれている強い有毒成分である。


この成分も中枢神経刺激作用を示す。「センペルビリン(Sempervirine)」も、強い毒性を示す。

また、抗ガン作用を示すことも知られている。

その他「スコポレチン(Scopoletin)」や "12β-Hydrooxypregna-4,16-dione-3,20-dione"なども含まれている。 「スコポレチン」は、「ベラドンナ」"Atropa belladonna"などに含まれている成分としてよく知られている。

この成分は、血圧を下げる作用や、痙攣を抑制する作用をもつ。

 「カロライナジャスミン」は、ごく少量でも有毒であることから、現在では、薬用としては、ほとんど用いられない。


しかし、以前は、この植物の根茎および根を「ゲルセミウム根」と呼ばれ、これを薬用に用いられていた。 

19世紀はじめ、熱病にかかったミシシッピーの植民者が、偶然この植物でつくったお茶を飲んだことから、その薬効が知られたといわれている。

その後、種々の試験が行われ、その薬効が確かめられ「アメリカ薬局方」(U.S.Pharmocopoeia)や「イギリス医薬品集」(British Pharmaceutical Codex)などに収載された。

そして、ごく最近まで、扁頭痛治療用の種々の処方に配合して用いられていたとのことである。  「ゲルセミウム根」は中枢神経や心機能に強い作用のあることが知られており、頭痛、神経痛、喘息、リウマチなどに用いられていた。 

「カロライナジャスミン」と同属の植物に「コマントウ(胡蔓藤)」"Gelsemium elegans"があるが、これは中国南部に分布している。

「神農本草経」に、ヤカツ冶葛、コウフン(鉤吻)などという名前で記載されている。

カロライナジャスミンと同様なアルカロイドを含み、elegans(優美な)という名前に反して猛毒で、毒殺に用いられたという。


現在では神経痛、リウマチや打ち身などに外用されるだけである。

日本には奈良時代に唐からコマントウ胡蔓藤の根が「ヤカツ(冶葛)」の名で渡来し、奈良の正倉院には冶葛の現物とその専用容器の冶葛壺が残っている。

 カロライナジャスミンや胡蔓藤の属するマチン科の植物には有毒なものが多い。

科の名前になっているマチン Strychnos nux-vomicaはインド以東の東南アジアに分布しているが、ストリキニン、ブルシンなどの有毒なアルカロイドを含んでおり、かつては矢毒の原料にされた。 

インドではマチンの種子や樹皮を熱病や消化不良の治療薬として用いていたが、中国へは明代にその知識が伝わり、李時珍の「本草綱目」にはその種子を乾燥したものを「マチンシ(馬錢子)」として収載されている。

その形状が馬の連錢の紋型に似ていることから、李時珍が「馬錢」と名づけたといわれる。

和名のマチンはこれにもとづいていると思われる。

 現在では、その苦味成分であるアルカロイドが腸粘膜を刺激し、蠕動を促すことから、エキス(ホミカエキス、ホミカチンキなど)のかたちで、苦味健胃薬として用いられている。

(「プランタ」研成社発行より)


プランタ 第45号 (45)