今日は、また雪が積もっています。
 こないだ、トリビアの泉でやってましたが、急がば回れ。っていうのは、琵琶湖を渡る時の話だってやってましたね。
 今時分に、荒れることを滋賀県では、比良八荒の荒れ仕舞い(ひらはっこうのあれじまい)といいます。だいたい、今ごろ又春の嵐が来るんですよね。
 比良というのは、琵琶湖の湖西の比良山脈のことで、そこから、来る比良颪というのが、琵琶湖の舟に危険だったそうです。琵琶湖って、海賊がいたんですよ、昔は。近所の、老蘇(おいそ)の森には、山賊が出たしね。
 今は、平和で結構でございます。

 さて、もうじき、鴨も禁猟になります。というわけで、祖母が鴨を下さいました。で、今日は、鴨鍋をいたしました。
 鴨は、北の鴨は、おいしいんですよ。南の鴨は、生餌を食べるから臭いのですって。鴨に偏見のある方は、北の方で召し上がってください。
 目から鱗ですから。
 そういえば、蜆の泥はかざずに食べて文句いってる馬鹿がいたなあ。人が美味しいといっているものを食べて、不味かったら、よく原因を追求しましょう。もの知らずが原因ということもありますからね。

 鴨鍋
 材料、鴨1羽、九条葱山ほど、①(酒、醤油、砂糖、ハイミー、)

 下ごしらえとして、鴨のミンチ全卵1個、と粉山椒、小さじ2杯入れてよく練って団子にしておく。
 鍋に、湯を沸かし、①の調味料をいれ、沸騰したら、鴨の粗と団子を入れて、灰汁を綺麗に掬い、葱をいれ、煮えたら、鴨の良い身(鴨ロース)を入れて、さっと卵につけて、いただく。
 冬のご馳走だね。