田舎の法事が終わりますと、その後に山のようなお供えが残ります。
 昔は、コレがすごく贅沢で嬉しかったのでしょうが、今となっては、どの家もこんなに貰って帰って、あとどうするんだ!!という世界でございます。
 でも、慣習は続くのであった……。

 お供えは、だいたいコレくらいの金額でね、と事前に打ち合わせをいたします。
 でも、個人の価値観はそれぞれでございますので、品物の選び方に著しい個体差がでます。
 何がなんでも、嵩で選ぶ方。
 奇抜なものがよい方。
 法事は、これでしょ、と伝統的にいく方。
 そのへんで適当に調達するかた。
 わざわざ、凝ったものをお取りよせする方。
 で、ワタクシは、もちろん味で選ぶんですね。

 みんな、よく知っている同士ですので、だいたいどういうモノを持ってくるかは、見当がつきます。お供えには、それぞれの名前が入っていますので、どれが誰の品かは、一目瞭然。
 持って帰る段になると、みんな、美味しくて嵩の低いのが欲しいんですね。
私が、選りに選った品の替わりに、そんな不味いもの置いていくなよ~(T_T)
 あと、そんなもの延々食べるのは私だって、いやなんだぞ~。
 今時、不味いものは、後減らなくて始末に困るんだぞ。
 今度から、嵩で選ばす、美味しさで選んでください。
 後始末係りからの、切なるお願いでした。(^.^)/~~~