展覧会(虫干しかも知れん(^_^;))で、一番人気のあった家訓です。
 孫に見せるからコピーくれ、と一番いわれたやつね。
 でも、お孫さんが、ちゃんと身に沁みるのは、あと30年くらいたったあとかもね、って、話がありますが…。
 他人がいくら、注意してくれても、本人に気が無いのは、どうしょうもないですからねえ
 まあ、でもしかし、暮らしの手帳の扉じゃないですが、
 どれかが、いつか、アナタの心に沈んで、ちょっとでもお役にたつときがあれば、いいなと思います。あれだけ、お年より(人生の先輩)に人気があったんだから、心に留めて損はないのではないかと、思うんですけど。年寄りは、侮れないのだ。 しぶとくこの憂き世を、生き残ってきたんだからね~。戦争とか色々あったからね~。

 商工格言

 常に正直と勤勉を第一とし、諸事思いやりをもって熱心であれ。
 客に接しては必ず礼儀正しく尽くし、信用を重んじて利益は後に考え、業務を楽しんで不平を抱かず、困難にあっても屈してはならない。
 真心を捧げて主命を守り、慈愛をもって後輩を導け。
 品性を養って日頃の行いを慎み、法規を守り約束を実行し、善根を心がけ、人に知られない善行をし、他人の善行を喜び、ねたみを起こさず、神仏を敬って信心を励み、忠孝を大切に人格の修養に努めよ。
 小さな商いもおろそかにせず、商品の多少を問わず親切に売れ。
 共に働く仲間はたがいに結束し、何事も堪えて腹を立てない。
 職業に高いも低いもない、ただ心の持ちようである。
 健康と忍耐は家を栄えさす根本であり、勉強と節約とは福を招く門である。自分の立場に満足することは進歩の土台、愉快に働く者は自然と天の助けを得られる。
 人のために尽くすことは、やがて自分のためになる
 1つの小さな事も手抜かりないようにすれば万事において大成するものと心得よ。