ワンとニャンとばあとじい | 繭家の人生こぼれ繭

繭家の人生こぼれ繭

人にも自然素材にも優劣なんかない。『こぼれ繭』と呼ばれていたものに目をかけて、愛情を持って「カタチ」のある製品にする。そこから生まれる「やさしさ」から「人やモノ」を思いやる心が生まれるのだと思います。

瓦屋の長女だったばあさんは文化服装学院へ行きたかったけど‥東京へ行けずに諦めて地元の裁縫学校へ‥クリエティブデレクター(ちょっとかっこつけすぎちゃいました)を目指していた私(じいさん)は家業(糸繭商、蒟蒻原料商)を手伝ってくれと云われて、いやいや東京から戻って50年近くが経ちました‥クロちゃんは我が家にやってきて8年、グレちゃんは2年になります‥それぞれ甘いも酸いも苦いもいろいろ味わいながらもどうにかこうにか暮らしております‥あと何年商売が続けられるかわかりませんが、ばあさんは昔取った杵柄じゃないけれど、毎日裁縫を楽しんでおります、私は家業の繭を使った『唯一無二のMONO創り』を死ぬまでやり続けてみようかな??って思っております‥でも飽きっぽい性格だから途中で放り出しちゃうかもね‥

 

ロングコートチワワのクロちゃん

野良猫のグレちゃんです‥