椎野正兵衛と宮川香山 | 繭家の人生こぼれ繭

繭家の人生こぼれ繭

人にも自然素材にも優劣なんかない。『こぼれ繭』と呼ばれていたものに目をかけて、愛情を持って「カタチ」のある製品にする。そこから生まれる「やさしさ」から「人やモノ」を思いやる心が生まれるのだと思います。

今年の大河ドラマはまたもや困った時の「織田豊臣徳川の時代」である。NHKも他にやる時代がないのでしょうか?昨年は幕末の坂本龍馬でしたが..幕末を描くのだったら横浜開港前夜の幕臣と商人、職人を描いた方が断然面白いと思うんですがね..登場人物は幕臣が江川英龍、川路聖謨、岩瀬忠震、羽倉外記、商人は椎野正兵衛、宮川香山、中居屋重兵衛、その他横浜で活躍した生糸売込商そして岩亀楼の遊女喜遊、学者は佐藤信淵、佐久間象山。

特に椎野正兵衛と宮川香山の友情の物語を中心にしてドラマは展開していきます。二人は日本で最初のメイドインジャパンをつくった男としてウィーン万博への初参加からドラマのシーンは始ります。
今の閉塞した日本で、、もう一度元気を取り戻すには『本当のものづくりとは何かを』を問い直す、それには坂本龍馬や西郷大久保だけじゃ元気にならんとです...。
ペリー来航前後の混乱した日本をどっちに行ったらいいのか迷いに迷った幕臣たちの思いと..そこにしなやかにしたたかに対応した商人魂を思い描くことが重要なのではないでしょうか。だから歴史っておもしろい(*^▽^*)この物語には富岡製糸場もほんのちょっとでてきます..


てなことを..初夢に見ました(・・。)ゞ