6月に海外Georgiaに約1ヵ月行って

 

別に行った国とか関係ないんですけど

 

私は同じ環境で同じ生活をずっとするのは

 

苦痛なんだなって再確認できました

 

 

 

退職回数の多さが、まさに私の性質そのもので

 

新しい職場に行って新しいことを覚えている間は

 

元気で新鮮なのですが

 

ある程度覚えてルーティンになったときに

 

「あ、もうダメかも」って感覚が出てきて

 

気が付けば退職を申し出ているという恐ろしい癖

 

 

すごいちゃらんぽらんに思われるけど

 

昔はお堅い組織にいたことも

 

 

えっと実は『海上自衛隊』にいたこともあるんです

 

まぁもちろんすぐに辞めているんですけどね

 

しかもですよ

 

私が自衛隊に入った動機が

 

『もう死んでもいいや』と思ったからなんです

 

はい??

 

意味不明でしょ!?

 

 

 

自衛隊に入ったのは24歳のときなんですが

 

18歳のときから『強迫性障害』で生活がだんだんできなくなっていって

 

『パニック障害』っぽい症状も出てきて

 

自律神経完全に壊れていて狂っていた期間がかなりありました

 

 

何も信じれない

 

今日が何日なのかもわからない、外でお会計の勘定もできない

 

電車や映画館、とにかく密閉空間ダメ

 

常にトイレに行きたい気がする  

 

常に寒い、真夏でもホッカイロを握りしめる 

 

消防車の音を聞くと自分の家が燃えている気がして窒息しそうになる

 

外出するのに鍵を10回確認しても100回確認しても気が済まない

 

起きれる気がしないから寝れない、目覚まし6個ぐらいかけても信用ができなくて寝れない

 

 

もう症状は挙げればキリがない

 

ほとんど寝れてなくて意識朦朧として生きていて

 

鍵の確認をしてもしても不安だから出かけるのも嫌で

 

確認する腕を切り落としたいぐらいのぶっ飛んだ思考になっていたとき

 

なぜか、本屋で海軍の歴史みたいな本を買ったんです

 

私、歴史音痴だし、海軍なんて全く興味ないのに

 

当時戦後60年フェアみたいなコーナーが本屋の一角にあって

 

なぜかそれに吸い寄せられたんです

 

そして何故かはまる

 

 

もう生きているのが辛すぎて、死ぬしかないと思い詰めていたので

 

当時の真剣に『国の未来』を考えている人達の話が衝撃的だったんですね

 

こんな現実が過去にあったのか

 

振り返れば、私はいつだって自分の苦しみばかりだったから

 

 

殴る怒鳴る暴言吐く父親を忌み嫌い、助けてくれずに見て見ぬふりの母を恨み

 

おまけに父母を育てた、おじいちゃん、おばあちゃんまで呪っていた子ども時代から

 

もう成人越えたのに精神ぶっ壊れて、生活もままならない私って何やねん

 

私って世の中の役に立たずに死ぬのかーーと思ったとき

 

じゃあどうせ死ぬなら「国」に命捧げます!!

 

と、特攻精神になってしまって

 

『自衛隊に入る』になっちゃったんですよ

 

 

こわっ!!我ながらこわっ!!!どういう思考回路??

 

 

でも不思議なことにその怖いぶっ飛んだ思想で

 

『自衛隊に入る』って決めた当時のヤバイ私も

 

入るためには入隊試験に合格しなければいけないわけですよね?

 

『目標』を自分に与えたら、あれだけ破綻して死にかけてた状態が改善したんです

 

腕切り落としたいとか毎日思っていたくせに

 

自衛隊に入るためにと

 

入隊試験の問題集買って解いて、挙句の果てにジム通い出しましたからね

 

合格する前に

 

精神病んでたやつがジム???

 

 

 

もう人って本当不思議

 

『意識』で全てひっくり返るんです

 

向かう先があるかないか

 

朦朧としていたものがバチっと目を醒ますときがある

 

 

その感覚を知っているから

 

今でも『意識』の探求はやめられない

 

 

あの当時の動機って98%絶望のネガティブ動機だけど2%は光を見ていた気がします

 

たった2%の光があったから今の私がある

 

どこかで生きる動機を探していたのかもしれませんね

 

何かが生かそうとしてくれた

 

 

今は生きていてよかったと本気で思います

 

今日は長い昔話でした

 

MAYUMI