こどもの頃
わたしは色々すっぽ抜けている子どもだった
なかなかのマヌケキャラ
未熟児で生まれて
おまけに早生まれだし
成長は明らかに周りから遅れてて
ぽやーーっとしていた
運動もできない
勉強もできない
宿題出せない
人の言っていることがあまり理解できない
自信がなくて
超内気で人見知り
でも言葉使いは親父への反抗の末に超下品
我ながら変なキャラだった
そんなわたしは
まぁからかう人もいたけど
割と同年代の子とかは
「しょうがないなぁ」みたいな感じで
助けてくれて
ふつーに甘えて生きていた
ところが
社会人になったら『甘える』ということが
できなくなった
社会に出たら『できない』『やれない』は
許されないのでは
そんな不安と恐怖に完全にのまれた
苦手は克服しなきゃ
できないことはできるようにしなきゃ
お金を稼がなきゃ
ちゃんと正社員で働かなきゃ
夢をもたなきゃ
やる気を出さなきゃ
得意分野を持たなきゃ
何か技術を身に付けなきゃ
苦しかった
努力しなければ。。。
でも何もできない
わたしには何もない
だから生きている価値がない
思い込んでしまって
地獄に自ら迷い混んだ
できやしないのに勉強しすぎたり
できやしないのに働きすぎたり
体を壊して
精神を壊して
全財産も尽きて
何も信じれなくなったときがあった
『助けて』も言えなかった
昔のわたしに言いたい
心の武装はしなくていいよ
『ありのままでちゃんと生きていいよ』
と
努力するなら
『自分をしあわせにする努力にしようよ』
嘘の武装じゃない
ハリボテじゃない
『自分の心が踊る』
『自分の魂が揺さぶられる』
『自分がうっかり夢中でやっちゃう』
『自分が思わずウキウキしちゃう』
そういうこと
やっていいんだよ
許可はいらないよ
だって自分の人生なんだよ
自分の人生は自分で決めていいんだよ
自分の人生を自分で決めるから
全責任を背負う覚悟で歩けるんだよ
覚悟があるから人のせいにしない
強いんだ
自分を信じる感覚は
『わたしなら絶対大丈夫』
『何があっても大丈夫』
『大丈夫』って信頼があると
コケても擦りむいても
また歩き出せるのよ
何度でもやるんだ
あきらめないのは
わたしのやりたいことをやること
海野まゆみ
