口之津灯台の初代レンズを拝見させていただきました。
私が今まで見たレンズの多くは、
電球色の光が呼吸するようにふわぁり ふわぁりと灯っていたんだろうなぁ。
館長「不動さんが来たら見せたいと思ってたんです。こちらです!」
ありがとうございます!!!
私「わぁ!5等ですか?6等?」
館長「第6等不動レンズです」
ガラスの黄色みが強い。
歴史的レンズって感じがして惚れ惚れする。
いい色味だなぁ。比較的新しいレンズって無色なんだよね。
思わず心の中で拝む。
ありがたやありがたや
真鍮の骨子がエメラルドグリーンに塗られてる。
プリズムは骨子を突き通ってるように見える。
裏側は…?
私が今まで見たレンズの多くは、
光を前に反射させるための部分(あれ、なんて名前だっけ?)がついてたけど…
この部分は取っちゃったのかな。
あ、でも江埼灯台も裏側がないんだっけ。
そのことをずっと疑問に思ってたんだよね。
そうそう、銘板を確認しなくちゃ。
LIGHTHOUSE ENGINEER
AND CONSTRUCTORS
NEAR BIRMINGHAM 1877
1877年に製造されたイギリスのチャンスブラザーズ製。
まだレンズが国産できてない時代だもんなぁ。
でも、なんだか、あとから取って付けたみたい感じで銘板がついてるなぁ。
んんん!
そういえば、江埼灯台のレンズもチャンス ブラザーズ製だったよね。
仮説だけど…
チャンス ブラザーズ製の不動レンズは、裏側を取った方が灯台守にとって都合がいい理由があるのかな!
(光源をメンテするときに使いづらいとか、かえって乱反射しちゃうとか)
あ、でも関埼灯台で使われていたチャンス ブラザーズ製のレンズは、裏側もあった気がする。
↓関崎海星館ブログから写真お借りしました。
調べていったらなんだか面白いことがわかりそうだな。
灯台とフレネルレンズの研究を思う存分できたらいいのになぁ。。。
現在はLED灯器。
フレネルレンズだった時代にも来たかったなぁ。
電球色の光が呼吸するようにふわぁり ふわぁりと灯っていたんだろうなぁ。
口之津歴史民俗資料館を後にして、
(今度はもっと時間に余裕を持って伺わせてください!充実の展示をしっかりみたい!)
フェリーに乗っていると、
口之津灯台が見送ってくれました。
ちなみになんですが、
口之津灯台の近くに、もうひとつ口之津灯台?!
と二度見、三度見しちゃう建物が。
また、口之津灯台から車で10分ほどの瀬詰埼灯台も素敵ですよ。
潮が引いてたから行けたのかな。
足首ぐねんぐねんになりながら…
(中学生の頃、足首をよく捻挫してたなぁ)