石狩灯台の初代レンズ | 不動まゆうのブログ 猫とお酒と灯台と

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灯台マニアで猫好きです。そしてお酒を飲んでいる時間が一番幸せ。

映画、ドラマなど感情に訴えかける映像を見ると。感情移入をしすぎてものすごく疲れます。
神経質で心配性なところも持て余していますが、折り合いをつけて暮らしましょっと。

北海道の地震で被災をされた方々、
大切な方のことをご心配される方々、
みなさまにお見舞い申し上げます。




地震の一報を聞いた時から心配がつきませんが、
石狩灯台に関するうれしいニュースを教えていただきました。


↑石狩市のホームページより




石狩灯台の初代レンズと思われるバルビエ製(バビエー)のレンズ(1886《明治19》年製造)が日和山灯台から見つかり、小樽海上保安部から石狩市に譲渡されたそうです。

※バルビエはフランスのレンズメーカー


石狩灯台で使われていたという確証はないそうなのですが、石狩灯台の初点である1892年に近いことや、記録にのこる形状と一致することから可能性が高いとのこと。




こちらの写真は、昨年、日和山灯台を見学させていただいたときのものです。


とても美しいです。5等レンズかな。


バルビエ フェネストレ製


電球交換装置と共に、一般公開の時に見学できるよう展示されていました。

このときは、石狩初代レンズとしてではなく、
“ とある不動レンズ ”として認識されていたんですね。



日和山灯台から石狩へ里帰りし、9月22日の「石狩さけまつり」で公開されるそうです。




その後は石狩灯台のすぐ近くのビジターセンターで、
2代目のレンズと共に展示されることになりました。



こちらは昨年に里帰りをして展示されている2代目のレンズ。



2代目もバルビエ。
時代があとなので、バルビエ ベナール トゥレンヌの刻印。



つまり、これから石狩灯台にいくと、
(ビジターセンターが開いているときは)

初代のレンズ(不動レンズ)と、
2代目のレンズ(閃光レンズ)の

どちらにも会えるんですね!


なんて素敵なの!!!(感嘆)




石狩さけまつり、開催されるのかな…。
大変なのではないかな…と思いつつも、

無事に開催されて、
多くの方の笑顔の前で初代レンズがお披露目されるたらいいなぁ…。


灯台が地元の方々の活力の源になりますように。
北海道がはやく傷を癒し、元気になりますように。