【その2】いつから知っていたの?/次女と学校 | 明るい不登校サポート・心のとげをぬくシンガーソングライター岩本真弓のブログ@加古川 姫路 明石兵庫

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「不登校で親子ともに傷つく必要はない」が持論。
高3、高2、小6の3姉妹と夫の5人家族。次女が小5から中3まで不登校でホームスクーラー。三女は小3からデモクラティックスクールに通う。
不登校のお母さんが集える場、親子参加型イベントを企画開催。
お母さんサポート




こんばんは。

兵庫県加古川市から勇気づけをお届けしている

保育士ママの岩本真弓です。

小5の次女は2ヶ月前からダブルスクール生活を送っています。

週の半分は地元の小学校ではなく、

デモクラティックスクールに通っているのです。


次女がデモクラティックスクールに行っている話しをすると、

よく質問されます。

「いつからそのデモクラティックスクールを知っていたの?」と。

今日は、その質問にお答えしようと思います。



私たち家族は、4年半前に奈良県から兵庫県に引っ越してきました。

長女2年生、次女1年生の2学期から、転校を伴う引っ越しです。



長女はまあ良かったのですが、

次女は転校前と転校後に受け持っていただいた先生のタイプが、

大きく異なったために、混乱を極めました。



転校前は丁寧に丁寧に書いたノートに、いつも花マルをもらっていて、

次女の書いた字を先生のお手本と見間違うことがあったほどでした。


「次女さんは『気にしない力』が素晴らしい!

みんなにも、その力を見習おうねと話しているんです」と

次女のいいところに注目して、認めてくださっていました。



それが、転校後は、とにかく速さを求められるようになりました。

字の丁寧さよりも、速さ。

時間がかかることを何度も何度も注意される日々。



次女が大切に思っていたことは、ここでは大切ではなかった。



ノートの字は、みるみる乱れていき、

たくさんの字が朱で訂正されていました。



ここへ来るまでは、とても丁寧に、一生懸命に書いていたことを思うと、

悲しかったですね。



そんな毎日を過ごしているうちに、

ある朝、家の門で次女の足は動かなくなってしまいました。

体が固まってしまったんです。




なぜ、学校に行かなければいけないのか。

なぜ、そんな苦しいところで毎日を過ごさなければいけないのか。

何を学びに学校へ行っているのか。



何のために、学校に行かそうとしているのか。

学校に行きたくないという思いはワガママなのか?



色んな思いがぐるぐるグルグル回りました。



学校に行かない方が、健康的に過ごせるんじゃないか、

という思いはあったけれど、

学校に行かないなんて選択肢は、当時の私にはなく、

絶対に休ませない!、絶対に不登校にはしない!

という決意のもと、毎朝家を追い出していました。



行き渋る日には、

ランドセルとくつを外に出して、

本人を押し出して鍵をしめる。

そして、絶対に開けない。



退路を絶って。



あとは、助けてくださっていた、

登校班班長さんのお母さんに任せる。



次女も泣いていたけど、私も泣いていた。

毎日ね。



なんで、こんなに、学校にしがみついてるんだろうって思いながら、

それ以外は選べなくて。



不登校になってしまうのが、怖かったんです。

とてつもなく。



その頃の次女は、学校がいやな上、

帰ってきても宿題に押し潰されそうで、

家でもゆっくりできず、

荒れに荒れていました。



病院に行けば、きっと、何かしらの病名がついただろうと思います。



この子を育てていけるのだろうかと真剣に悩んだし、

いつか、あの頃はひどかったねと、笑い話しになるんだろうか、

と思ったものです。



その頃、尊敬する成瀬勝博さんのメルマガで紹介されていたのがきっかけで、

「世界一素敵な学校」という本に出会いました。

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この本は、ボストンにあるサドベリーバレー校を紹介したものですが、

こんな学校が、世の中にはあるのか、と、

心を撃ち抜かれました。



こんな学校に、行かせてやりたい。

失ってしまった目の輝きを、取り戻してほしい。

心からそう思いました。



日本にはないのか。


調べてみると、サドベリーバレーに学んだ、

同じ理念のデモクラティックスクールが見つかりました。

しかも、通えるところに!!


でも、ボストンとは規模や風土が違っていて(当たり前ですが)、

即、そちらへ移る勇気は、私にはありませんでした。

だから、娘にも勧めませんでした。



ただ、選択肢の一つとして、持っておくことにしました。



次女にも長女にも、その存在を知らせて、

デモクラティックスクールの本も、

いつでも見られるところに置きました。


そんなわけで、
「いつからそのデモクラティックスクールを知っていたの?」の答えは


4年前、次女が1年生で不登校の危機に陥ったときから、

ということになります。



「世界一素敵な学校」、この本との出会いは

私たちの人生に大きく影響を与えると予感がありました。

今日はここまでです。
続きはまた次回に。

最後までお読みいただきありがとうございました。


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