妄想ストーリーPART.3 〜 帰国 〜  | born free one kiss one heart

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舞台俳優のまゆたんです。ただ今俳優活動を休止し、ジェジュンを本気で応援しております。




前回のお話
妄想ストーリーPART.3
~ 素直 ~
はこちらから



*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆





私はロスには残らず、日本に戻ることにした。


リダはロスに残った。
お店の事業展開をお父様と相談してから、
韓国に戻るそうだ。




私が日本に戻る日、リダが空港にお見送りに来てくれた。





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「さよならじゃないから」




さよならじゃない。
言葉にして言って貰えると
やっぱり安心する。






飛行機の中で、この2年間を振り返ってみた。




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1人だったら、寂しくて泣いてしまうような日も、
側にはいつもリダがいた。




私たち、これからどうなるんだろう・・・





ポケットの中に何か入っている。





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リングケース・・・
え?? いつ? 誰か間違えて・・・
あ・・・リダ・・・?



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もしかして、あのときに?



ドキドキしながら、開けてみると・・・



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何も入っていなかった。
手紙も、何も。

やっぱり誰かのが紛れ込んだのね・・・












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あーー!  2年ぶりの日本の空気!
空が低い! 道が狭くてサイコー!





やっぱり、自分の国はいいな。
家に戻る前に事務所に寄ろう。








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「ミイさあん!!お帰りなさあい!!」


「ただいま、智ちゃん!」








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「ミイ~、待ってたわ~!
勉強の成果見せてもらうわよ~!」






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「はい!」



めぐさんは、私の帰国をとても喜んでくれた。
事務所には新しい社員が2人増えていた。




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「あの2人、面接、顔でパスですよお」





あっはは!めぐさんらしい!


めぐさん、ただいま。
自由にさせてくれて、ありがとうございました。














その日の夜、リダにメールをしたけれど、返信がこなかった。













日本では、街でもテレビでもラジオからも
彼らの音楽が流れてくる。
人気は低迷するどころか、益々あがっているようだ。









マユタさんが言っていた 今のユチョナ

それが気になっていて
私はめぐさんに聞いてみた。







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「あなた、もう大丈夫なの?」


「あれから2年経ったんです。もう、大丈夫」


「そう、ならいいけど・・・。

ユチョンはね・・・」



ユチョナは、今宿舎を出て家族と暮らしている。
ジェジュンとユニットを組んでCDを出したこと、
日本のドラマに出たこと、


そして


「ユチョンね、日本の仕事をたくさんするようになったの。
今、日本語、とても上手なのよ。
女性の噂も出ないし、
人に優しくなったって言われてる。
ユチョペンから言わせてもらうと、
前からず~っと、優しかったけどね~!」



「そうですか」



「ミイ、その指輪、ユチョンから貰ったんでしょう?」


「・・・・・」






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「なぜまだ着けているの?」







なぜ・・・なぜだろう

この指にこの指輪があるのが
当たり前になっているから・・・?

お守りみたいになってて、外さなかったんだけど









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「プジョク」


そういえば
ユチョナと出会った日に
ユキから貰った大事な指輪を
奪われたんだわ。

「プジョク」にするからって・・・




ユチョナは変わった

優しくなった

日本での仕事をたくさん・・・



聞いただけじゃ・・・わからないわ・・・










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リダとは一週間も連絡が取れなかった。
どうしたんだろう?
メールしても電話しても、返事がこない。





深夜、リダから電話が来た。





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「リダ!!」


「ごめん、寝てた?」


「今どこにいるの!?」


「韓国。やらなくちゃならないことがあって
連絡取らなかったんだ」




取れなかった、じゃなくて、取らなかった?




「ミイ、明日日本に行くよ。
それでね・・・


僕たちのことを話さないか?」





私たちのこと・・・。
リダがそんな感じのことを言ってきたのは
初めてだ。






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「私も、話したいと思ってた」











翌日、リダから、この店に来てほしい
というメールが来た。



麻布の・・・韓国料理店。

で、道に迷ってしまった私。
うわ~・・・わからないわあ・・・
ここは、どこでしょう・・・?





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「ねえ、お嬢さん、いったいどこまで行くの?」


「え? あ、リダ」


「僕の前、2回通り過ぎたけど?」




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「えっ、うそお!」




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「あははっ!ミイらしいなあ」



どうやら私は本当に気づかなかったらしい。

私たちは、お店の一番奥の部屋の
個室に通された。




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「この店はね、韓国のテレビが
リアルタイムで観れるの」



「へえ~」



それと、私たちのことと、何の関係があるの?



「あれ?注文しないの?」


「うん、ちょっと待って。その前に、
話しておかなくちゃならないことがあるんだ」



「ん」





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「8時からね、韓国で・・・大きな発表がある。
それを、一緒に観て欲しいんだ」






韓国で大きな発表?




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この時は、まだリダが何を言おうとしているのか
わからなかった・・・。














写真はお借りしました。
ありがとうございます。