妄想ストーリーPART.3 〜 奪います 〜 | born free one kiss one heart

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舞台俳優のまゆたんです。ただ今俳優活動を休止し、ジェジュンを本気で応援しております。








$☆TVXQ☆まゆたんPRISM日記

「え?なんでお前がミイの携帯持ってんの?」



どういうことだ?
なぜチャンミンミイの携帯を持ってる?



「おい、チャンミン」


「ユチョンは、なんでミイっちゃに電話したの?」


「用事があったからだよ」


「そう・・・」




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「今日ね、呑みに行ったんだ。
携帯は、ミイっちゃが店に忘れたんだよ」



「2人で?」


「そうだよ」






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気まずい空気が流れた。
こいつはミイのことを好きなのか?
そうなのか?
どのくらい・・・まさか本気でってことはないよな?

これは、今言うべきだろうか?
俺と、ミイのことを、






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「ユチョン、は・・・ミイっちゃのことが好きなの?」


「へ?・・・・好きっていうか・・・俺は・・
まあ、美人だなあと・・・仕事仲間で・・・」



「ふうん・・・」




俺は何を言ってるんだよ・・・・。





「お前は、彼女のこと、好きなの?」


「好きだよ」


「あ、あえ?」






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「・・・仕事仲間としてね。おやすみ」






チャンミン・・・・・、本当は好きなんじゃないか?
仕事仲間なんかじゃなくって。





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そろそろ、メンバーにはちゃんと話した方がいいな。
ちゃんと・・・























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「あ、智ちゃん? 何か連絡入ってる?」


朝、事務所に連絡をして、携帯がないことを話した。

ミニーちゃんから連絡が入っていた。
体調不良で立ち上がれないので、
今日はお休みをさせて欲しいと。
昨日、ミニーちゃんにお願いしっぱなしで
私、何もフォローできなかった。
そんなに具合が悪かったなんて、
気づかなくてごめんなさい・・・・。

変わりに智ちゃんが来てくれることになった。



えっと、今日は・・・
ジュンスくんとユノくんとチャミくんが13時入りで
ジェジュンユチョナが16時入り、か。

まずは、チャミくんに携帯を返してもらわなくちゃ。
昨日の帰りは空気が重かったけど、
引きずらないようにしよう。














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「おはよござまあす」





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「おは・・・智ちゃん?そのペンと色紙はなあに?」


「東方神起のサインを貰うんですう」







ちゃんも、ユチョナのファン。
ユチョナ、モテるなあ。
それにしても、なんだかうちの事務所、
最近ファンクラブみたいになってない?





午後1時。
3人がスタジオ入りした。

携帯、携帯、携帯。










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「おはよう、ミイっちゃ」


「あ、おはよう。あの、チャミくん、携帯を・・・」


「ん?なんですか?」


「携帯を返してください」


「けいたいですか?かえしてほしいですか?」


「お願い~~~~」


「あはは、ごめんごめん」








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「かえしてほしければ、
ぼくのいいところを3つ言ってください」



「そんなのすぐ言えるわよ~。
顔がいい。スタイルがいい。歌がうまい。
3つ言った。返して」



「その3つじゃいやだなあ・・・。じゃああとひとつ」





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「・・・・意地悪をしない優しい人」


「あ~はい・・・そうです」






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「・・・・はい。」


「ありがとう」




やっと携帯が返ってきた。
電話、大丈夫だったかしら。


ユチョナからの着信がある!

あ・・・でもサイレントモードになってる・・・
なら、大丈夫!

チャミくんとも普通に喋れた。
もしかしたら、このままの方がいいんかも、な。

早速ユチョナにメールした。


『携帯をスタジオに忘れて、
昨日電話にでれなかったの。ごめんね』




ちょっと、嘘付いちゃった。



おんぷおんぷ ~ You've Got Mail ~ おんぷ 

『はなしがある。きょう、ミイのいえに行きたい。』



ユチョナ・・・から話? 何だろう。





取材撮影はあいかわらず順調に進んでいたけど、
雑誌社担当の方から、
「チャンミンくんの前髪を上げてセットし直して欲しい」
という要望が出て、直しに入った。









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「おでこが出るから、メイクも少し直していい?」


「ミイっちゃは、まぢかで見てもきれいですね」


「そういうの、恥ずかしいからやめて」





「きのう・・・けいたいにユチョンからでんわがあったよ」






え・・・あ、やっぱり気づいたんだ。







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「ぼくもゆちょんも、うちにいたんだよ」






「ユチョンは、ぼくがミイっちゃのけいたいを
持っていることに気づいて、いろいろきいてきたよ。
だから、はなした。2人でのみにいって、
みせにけいたいわすれたから持ってきたって」








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「ミイっちゃのかれしって、ユチョンなの?」




「え・・・・・」




「ユチョンはちがうって言ってた」




「あ・・・ちがう・・・・」




「そう。ちがうんだね」












「そこの・・・コーヒーとってもらえる?」



「あ、はい、どうぞ・・・」




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「ミイっちゃ、ぼくは、ミイっちゃのことが好きです」








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「!!!」






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「・・・・・・」









「ぼくは、かれしからミイっちゃをうばいます」













写真はお借りしました。
ありがとうございます。