坊は毎日ピアノに向かう。
私に言われなくてもだ。
よっぽどだ。よっぽどヤバいのや。
尻に火がついている。
ようやくOKT(オケツ)ファイアーモードにコマンドが実行された。
でもなかなかノーミスで弾けるようにならない。
楽譜を読まない(読めない?)坊は、暗譜して弾いている。
間違うと弾き直してしまう。
そうしないと進めないようだ。
みんなの歌は止まってくれないのに。
間違っても流れに合わせて弾き続けるのが伴奏者がやる最低限のことだ。
これがなかなか厳しい。
伴奏がこんなに難しいものとは。
発表会の日だけ奇跡が起きてくれないだろうか。
神さま、どうか坊をお守りください。


今日、全クラスでの中間発表がある。
他クラスのピアニストの完成度に、
坊の心が折れてまわんことを祈る母なのだった。