何ともなくないのに、何ともないふりをする。

それがおとなというものや。

だから怒っている自分に、「なんでそんなことで怒るねん!?」と怒りたくなる。

気にするな。大したことではない。気のせいだ。

と自分にいうほどよけいに頭から離れなくなったりして。

いっそ怒っている事実を自分で認めたほうがいい。

現に怒っているんやから。


世の中は自分の思い通りになるものではない。

だから湧いてくる感情を抑えたい。

だだをこねる子どもみたいになりたくない。みっともないもの。

この気持ちは怒りなのか。悲しみなのか。絶望なのか。さびしさなのか。

抑えようとすると、かえって破裂した水道管のようになる。

そんなときはまず、自分だけは自分の心を肯定する。

「そうだね。悲しかったんだからしょうがないよね。」


自分の心に嘘をつくと、自分の心がコントロールできてるような気がする。

でもそれは、心の声を無視してることに他ならない。

自分の中の自分が、自分に無視されて泣いている。

もっと自分をいたわってもいい。

自分の心の声に耳を傾けよう。


好きなものは好きといい、

好きなひとにも好きといい、

嫌いなものからはさりげなく距離を置き、

嬉しいといっては笑い、

軽く絶望したならそれも正直に話し、

そうして素直になってみても、

意外と失うものなんてなかったりする。

無くなってしまうのは、それだけの縁だったということだ。


みんな、もっと素直になっていいと思う。

素直になるのは勇気がいることだけど。

話さないと、伝わらないよ。