ある課題を与えられて
ぼーっとしている。
ぼーっとしてるのか考えてるのか考えてないのか。
昔から物事をよく考えすぎてしまうような気がするが結局根本では考えてはいないのだと
最近気がつく。
数学のように組み立てていくことが大事なのかもしれない。
ただ、それをぐちゃぐちゃにして捨てるっていう作業の方がもっと面白いのだと
なんとなく思っている。
世の中にはあらゆるヒントが落ちていて
そのヒントを掴むのも逃すのも自由。
毎日がワクワクして明るかろうがどんより湿っていようが、そんなこともどうでもいい。
いろいろな人を見て、会話して、ただただ脳みそが活発に動いてるなぁということ。
動揺してお箸を持つ手が震えたり、目が泳いだりして、ハタからみたら気持ち悪い人だろうなぁっていうのが、またこれはひとつの表現なんだな、と思って、「はて。」「さて。」どうするか。と思ったりする一瞬がある。
では少しばかり最近の心配ごとをひとつ。
心配なんて数えだしたらきりがないが、近所に80歳のおばあちゃんがやっているお店がある。
なんとなく落ち込んだり、疲れてしまってると感じた時、そのおばあちゃんに会いたくなるから、会いに行く。
がこの間の月曜日から、毎日覗きに行っているが、お店が閉まったままだ。
なんとなく心配になっているタイミングで、パンとスープとネコ日和というドラマにハマる。
なんと松陰神社前の商店街が舞台やないか。
それもあるけれど、そのお店の設定が、今私が気になっているおばあちゃんのことを思い出させてしょうがない。
ああ、いろいろとこんなにのんびりしていいのだろうか。それと同時に自分のおばあちゃんのことも考えるのだ。
最近やっと手紙を書いた。書いたのは4月1日で、だしたのが4月8日だ。
こういう時差みたいな悠長な性格もなんとかせねばならんのかもしらん。
とにかくそのお店が開くことをこの目で確認したいし、待っている間はオーディションの合否を待つよりもつらい。
photo by Hikaru Otake
hair make by Atsumi Nariya
2017.4.22 りょくまゆ