昨日の記事にも書いたようにオラクルをはじめたての頃は苦戦していました。
https://ameblo.jp/mayurawork/entry-12763108715.html
自分で占ってみるも「オラクル当たらなくない…?」「リーディングができない」「オラクルカードって優しいカード多くてなんか信頼できない」etc...
この時はせっかくのリーディングを楽しいと思えず「カードが何を言いたいのかわからない」「才能ないのかな…」とモヤモヤしたり「オラクルは向いてないみたい」と拗ねてみたり。
今はオラクルリーディング大好きですが、だいぶ回り道したのは事実💦
オラクルとの関わり方は人によってさまざまなので、最初から楽々できたわ!という人もいれば私みたいに苦戦する方もいると思います。
私のケースはあくまでもいち個人の記録となりますが、同じ悩みを持った方の参考になったらいいなと思って書いてみます。
モヤモヤの裏にあった思い込み
結論から言うと、こうした悩みは全て私自身の「~ねばならない」という価値観から生まれていました。
ちなみに前提としてオラクルは「神託」の意であり、実は未来を当てることを目的には作られてはいません(当時の私は知らなかったです)
そもそもどうして私が占いの当たり外れにこだわっていたのかというと
私自身に "悪い未来には価値がない" という思い込みがあったからだったんです。
できることなら、事前に未来を知って望ましくない未来は避けたい。
そんな風に思っていたんですね。
どんな未来にも気付きはあり、ときには「悪い」未来にとびこんだからこその「良い」未来がある…。
その事を認めたくなかったんです。
私は自分を占いながらも、困難を避けられるよう願っていたのでした。
※ただし、自分では、欲しい未来を望んでいるつもり
いい意味のカードばかりだと占えるか不安になったのも"こんな自分じゃダメだ。もっと変わらないと"という自己否定があったため。
厳しいカードが出た時に嬉しく思うわけではないくせに、それを欲するというひねくれ者です
今ふりかえってみると、リーディングが上手くできない…と悩んだときは、自分の才能を疑うよりも自分の思い込みをチェックする方が良い気がします。
「リーディングとはかくあるべきだ」という思い込みがあれば、それがスムーズなリーディングを妨げる原因となっている可能性が高いです。
私の場合は、「解説だけのリーディングではダメだ」という思い込みがありました。
でも「まずは解説だけでやってみよう」と思えた時から不思議なことにカードからインスピレーションを自由に受け取れるようになりました。
ガチガチな思い込みでがんじ絡めになっていたのが私の「リーディングができない」という悩みに繋がっていたようです。
本当に欲しいものはなに?
占いの「良い」「悪い」に左右されている時、私は自分がいつも運命に翻弄される力のない存在のように感じていました。
でも、ある時ハッと気がついたんです。
本当に状況を変えたいのなら「私は大丈夫」とまず自分を信じてあげる必要があるということ。
私が本当に欲しかったものは「困難を避ける力」ではなくて「どんな時でも大丈夫と思える自己信頼」だったんです。
それはオラクルカードが私に何度も言っていたことでした。
(自分への攻撃が強すぎてメッセージを受け止められていなかった)
オラクルの明るいメッセージは「未来はよくなる」ことを告げるものではなく、その人の可能性を見せてくれているのかなと今の私は思います。
オラクルは未来をあてるためのツールではないということが腑に落ちた瞬間でした。
私にとってのオラクルカード
オラクルカードにのめりこむうちに、やがてこれは占いとは少し違うな…と思うようになりました。
(ややこしくなるので便宜上このブログでは「占う」という言葉を使っていきますが)
どんな状況に置かれていたとしてもオラクルは光を見出します。
一方、私たちはどうしても起きる出来事によって一喜一憂します。
嬉しいことがあったらハッピー。
でもその幸福感も時間とともに少しずつ薄れ、今度は悲しいことが起きて嘆く…。
人生は、この感情の揺れ動きの繰り返しです。
そんな時にオラクルが教えてくれるのは、私たちの常識とは異なった視点から世界を眺める術が存在する、ということ。
嬉しい時も悲しい時も、静かに成り行きを見守る穏やかな意識。
カードをリーディングする、ほんの一瞬であっても、その意識に触れることの意義は大きいと思います。
「あ、そうだった…今、自分で苦しみを何倍にも増やしてたな」
とちょっと距離を持って自分を眺める機会を与えてくれる。
鏡を見て髪が乱れていたら整えるように、自分の意識をただす感覚。
その意識に触れられることがオラクルの真髄な気がしています。
肩の力をぬいてカードと戯れるのが一番♪
占いという言葉にはいろんなイメージがつきまといますが、私は「遊び」と言い換えてしまってもいいなーと思ってます。
遊●王やポ●モンカードみたいなもの。
気が向いた時にひけますし場所もそんなにとりませんし可愛い絵柄のものがたくさん
リーディングも「リーディング」という言葉を使うからなんだかとっつきづらく思えるかもしれませんが、これも「遊び」って言い換えるとなんだかワクワク。
遊ぶ感覚でカードと仲良くなってくるとだんだんピン!とくることが増えてくると思います。
その感覚が、その人にしかできないオリジナルリーディングに繋がっていく…。
ぜひ、一人ひとりが自分のお気に入りのカードを見つけて、遊んでみてほしいなと思います