自分を探す旅に出た まに。


(「やまちゃん」に)



まずは緑茶を注文した。



隣にアニキ、前にはぎんちゃん、おさぴー。

(仁ちゃんからは遅れて参加と連絡あり)



アニキとおさぴーはすでに熱い語らいを始めている。


素敵。

こういう本気談義する男たち最高。




わしはそそくさとアニキの横を陣取り

機会を待った。






ブログコンサルタントのアニキ。


おもしろい上に、

生き方にセンスがある人。







ブログで食っていけるって相当すごいもんね。

ブロガーでもあるんだよね?
(よくわかってない)


ブログといえども書く本人そのものの面白さを上回ることなんてできないだろうから


人間的に相当魅力ないと

 

万も見られるブログなんて書けないよねきっと。

 

 



アニキがどれくらいすごいかっていうと

ブログのPV数、40万PVなんだって。


もうさ?

 

芸能人やん?

どんだけの人が見てんのよ。



まにのブログの比較で申し訳ないんだけど

この前何の更新もしてないときにPV数見てみたら

8PVだったの。

8。

 



しかも

アメブロのPV数って4~5倍くらいにかさましされてるの。

何の意味があって?って感じよね。



つまり一人くらいしか見てくれてないってことか、ってよく考えたら

これわしやんけぇ!


閲覧数=自分がのぞきにいった回数


ただのひとりあそび。




だから

アメブロじゃなくての、

 

さらに40万PVっつったら

相当ってことがわかっていただけると思う。










そんなこんなで

アニキの解説をしてる間に

おさぴとのビジネス談義が一区切りついたようで

アニキは手羽先に手を伸ばし始めた。





チャンス!





まに「ねえアニキ!!突然なんだけど、まにのブログを披露するね!」



一同「!?(なんだなんだ)



はっきりいってリアルなつながりで

このブログを教えるなんて

素っ裸で友達に会うに等しい。




過去に「ブログ教えてよ~」といわれても

「あ、今度ね?ニコ(ぜってーおしえねーーー!!!)」


ってひたかくしてきた自分が

自ら見てもらうなんて

気が狂ったかレベル。





しかもいきなり

 

ブログのプロに見てもらうという暴挙



だけど自分の殻を破るって決めたんだ。


まにがんばる。


わしはアニキににじりよる。




まに「ねえ!これなんだけどさ!!プロの視点からまにのブログ添削してくださいよぉ!!」


中途半端な敬語が若干の弱気さを醸し出している。


アニキ「え?ええ??(困惑)」

手羽先をもったまま固まるアニキ。



いきなりアニキに詰め寄るわしをみて

ぎんちゃんとおさぴーも目がテンである。



わしは後には引けず

選挙カーばりに声を張り上げた。



まに「みんなきいて!告白するけどまにって本当は二次元の生き物なの!!人間社会で人間っぽくしてるけどけっこう生きづらいの!!Facebookとかマジで無理だし人付き合い苦手だし子育て苦手だし中身おっさんだし本当、この先ちゃんと生きていけるか心配なの!!だから唯一さらけだせている場所を教えるからそこでの本当のまにを見て!そんで意見聞かせて!!お願い!!」





こんなに必死になって人に助けを求めたのって

女優になったあの日→ 以来のもんである。






アニキ「、、、まにちゃんのブランディング的な要素がどこにあるのかってこと?」

まに「(さっそく鋭い視点!そういうことか)

 

そうかも・・・ほら。自分では自分の個性がわかんないからさ。
個性がわかれば、それが活かせそうな世界に身を置くことできるかなって・・・

 

今の世界でないことだけはわかってるんだけど・・・」


個性が似通った世界にいれば、生き辛さ和らぐかなと思って。



アニキはパッションと名がつくだけあって

人の情熱の源泉を見つけるのが得意である。



わしは添削とともに

あわよくば「まにの情熱」もひも解いてもらおうという想いもでてきた。




ぎん「おー!ちょっと俺にも見せて!」



コピーライターキターっ!


まず日本語おかしいとかいわれかねないが

あわよくばまにのコピーのヒントくれるかもしれん。



おさぴ「俺も見たい!ちょっと送ってよ!!」


社長キターっ!!!

まずビジネスマンとしてなってないとかいわれかねないが

あわよくばまにの戦略考えてくれるかもしれん。



(仁ちゃんまだ来てない)




せっかくこれだけのプロがそろっているのであるからして。



中途半端に友達に見せるより


やばそうな意見もらえる気がする。


腹をくくろう。

 




まに「ほんと・・・・率直な意見をな?」




このへんで後悔してきてる気がしなくもないが


もう後には引けない。






ピロロン


わしは3人にこのブログのURLを送った。

















沈黙。










みんな読んでる。








きっとそれぞれが専門分野で分析し

目から鱗のプロ目線の指摘がバッシバシ飛んでくるはず。




1分もなかったであろうが


ものっすごい長く感じられた。






どう?


どうなの??


はよ分析!!!


一同「・・・・・」



いいよ!!


ぜひいって!!


するどい意見を!!!!



侍たちよ!!!

剣を抜いてかかってこい!!!

さあ!!!!!!




さあこい!!!!


なんとでも!!!はっきりと!!!はっきりいtttttt・・・・っっっ!!!







アニキ「全然わかんないw」




ほ?




アニキ「やwwww全然つかめないwwwなんなんだろうww」


まに「ちょちょちょ!!ブログコンサルタントやろがい!!コンサルしてよ!!おかね払うから!!」


アニキ「いやいや、ほんとなんだろう。しいていえば、」


まに「い、い、いえば??」


アニキ「謎」





おまっ!!!


謎っていう分析あるかい!!!


よけいつかめんくなったやろがい!!



ちょっとぎんちゃんゆうたって!!



言葉のプロゆうたって!!


すごい分析があるはず!!!



ほれ!!


ぎん「んーーーーーーーーーーーーーーーなんなんだろう」


えーーーーーーーっ!




ぎん「謎や」




やめwww





おさぴ「」


おさぴなんて言葉を失っておる。









変な沈黙だけが続く。


わしは手羽先をほおばるしかなかった。






続)