桑の剪定をしました | 繭織工房の日々

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養蚕から織までをモットーに、繭織工房のゆるりとやっていくブログです。

先週は桑の剪定をするために

久しぶりに桑畑へ行ってきました。

 

 

あれ、、なんかすっきりしたような。。。。

 

 

と思っていたら気がつきました。

使われなくなった桑が大きくなって森のようになっていた

隣の桑畑がなくなっていました。

防草シートの向こうが消えた桑畑

 

人の手が入らず森のようになってしまうと、

虫や病気の発生源となりほかの畑の迷惑になってしまうため

手入れのできなくなった桑畑は

こうして抜根されてしまうことがほとんどです。

 

ここ数年でいくつもの桑畑がなくなってしまいました。

 

ちょっと寂しいけれど

これで少しは日当たりと風通しがよくなるかな?

 

 

 

 

 

さて、うちの桑は

のびきっていた枝を落としてさっぱりしました!

 

 

 

 

 

桑と桑の間の通路の部分に草除けとしてござをしきます。

 

 

ポカポカ陽気でピクニックできそう~。

 

 

ちなみにこのござは畳屋さんででる古畳をもらってきては

ちょっとずつ貯めて置いたものです。

 

 

 

そして仕事の合間につくっておいた

秘密兵器でござを固定していきます。

 

 

 

それは、、、

 

 

竹製のピン!

 

 

竹を割るような性格という言葉がありますが、

うちは竹を割るような生活をしています。

 

それにしても、竹ってホント万能な植物ですね。

 

 

 

 

なにはともあれ、ござの継ぎ目にこのピンをさして

風で飛ばされないように固定していきます。

 

 

 

 

 

このように春設置したござは、夏の間草を除けてくれ

 

一年後にはこうなります。

 

朽ちてなくなるのです。

 

こうすれば時間と手間はかかりますが

ゴミがでずしかもお金もかからない。

一石二鳥なんです。

 

 

でも最近の畳は経糸がナイロンでできているので

糸だけこうしてのこってしまうのですが。。。

 

自然素材はゴミにならず

役目を終えたら土に還る。

これってとっても便利な機能だと思いませんか?