リアルなプロフィール⑩中3、総銀・H管・リングキー、そしてスランプ | 大和田真由 official blog

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不自由気味な日本語でほどほど自由に書く個人垢です。
パトロールご遠慮です

中2で音が変わって

「この楽器は鳴らし切った」

勘違いしたんでしょうね。

 

素材を良くすれば

もっといい音出るんじゃないか

 

と思い始めました。

 

それまで無理矢理自力で買った

頭部管だけ本物の、あとは洋銀

(銀色だけど銀じゃない、フォークとかスプーンみたいな)

 

所謂エントリーモデル、てやつです。

知ってる方にはバレちゃいますけど、

いろんなメーカーがあるので一応配慮的な事を。笑

 

ただ、この考え、今となっては

NG相当上達しないとオススメしませんNG

 

【理由①物理的に重い】

金属の比重に比例して重くなります。

以下、メーカーや細かい仕様でバラつきあるので

ざっくりな目安で

頭部管銀、その他洋銀380g

総銀製は約440g

14金は約500g

これだけ見たら、下手にお金持ってると

 

120gしか変わんないなら

買っちゃおっかな」

 

と思うかもしれませんが、

習い始めの方は10中8、9、

例えエントリーモデルでも

この姿勢が持続出来ません。

(kokoro-Neの2人、写真お借りしますよ)

 

他の管楽器と違う点が

・正面で持てない

・握る所がない

・直接口を付けられない

(当ててるだけ)

 

これが、圧倒的に持ちにくいのです。

嘘だと思ったら試しに、

手ぶらでこの姿勢を続けてみて下さい

ウインク

 

【理由②吹奏感も重い】

これも金属の比重に比例します。

(息入れた時に楽器が振動してくれる手応えみたいな)

 

ちゃんと全身使って息に圧力かけられないと

音は出てもの成分が共鳴してくれない

という感じですかね。

 

なので、

頭部管のみ銀→総銀のたった60gも

かなりのダメージになります。

 

が。

中3になったタイミングで

(先輩よりいい楽器、てのも気まずかったので)

ここぞとばかりに

 

おねがい全部銀でおねがい

おねがいキーに穴が空いてておねがい

おねがい下のキー3つがいいおねがい

 

部活に来ていた楽器屋(フルート出身)さん

にお願いしたらタイミング良く

輸出前の総銀を捕獲!との事。

 

つい数年前まで長きに渡り

相棒となってしまうこちら

頭部管は大学で変えちゃってますが

(これらの理由はまた後日)

キラキラセミハンドメイドキラキラてやつです。

 

もちろん、試奏もしましたし、

おねがい慣れたらどんなにいい音がするかおねがい

と思いきや。

 

 

笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き

もしかして前の楽器の方が

いい音するんじゃないか

笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き

 

 

いつまで経っても

前に出てた音が戻って来ません。

 

理由は簡単あるあるで

 ①本格的モデルの歌口の洗礼

音が出やすいエントリーモデルの形状に慣れていただけで

別に上手くも何ともなかった。笑

②総銀を響かせられる力がなかった

キーの材質が重くなるとテキメンです。

 

 

あ、余談。気になりません?

札束お金札束どうしたかって。
こんな親、そして、こんな親ですよ。

買う前にこんなやり取りしました。

「お小遣い溜まったし、

さすがに小学校からの楽器、

限界だから新しいの買う」

 

おかん「お金出そうか」

 

ポーン

ポーン

 

「頑張ってるから」という事でした。。

ですが、私も私で、無駄な男気出しちゃって

 

真顔欲しいものは自分で買う真顔

 

とか言って、結局、半分は自分の貯金から

(我が家のお小遣少ないから主に親戚からのお年玉。笑)

残り半分は親に借金

(高校時代にバイトで返済)

 

で手を打ちました。

 

あの両親もちょっとはフルートに

理解を示したかと思いきや!

 

この後、高校・大学と受験の度に

大バトルする話はまた後日。

 

そんなこんなで、

音色の面でちょっと調子を落として

夏のコンクールに向かいます。

 

つづく