私が就活を終えたのは、大学4年生の10月末だった。

 

内定をたくさんもらえていたわけではなく、

もしかしたら就職できないかも。と思っていた。

 

就活を始めるのが遅かったというわけでもなく、

真面目にやっていなかったわけでもなく、

ただ単に内定がもらえていなかった。

 

反省点を挙げるとすれば、面接対策ができていなかった、ということ。

 

WEBテストはある程度勉強していたので落とされることはなかったが、

その先の面接がボロボロ…。

自分が何がやりたいのかわかってなかったし、内定ももらえていないから表情も暗い…。

なんせ私の時代はリモートでの面接が増え、当日のパフォーマンスの仕方にはより気をつけなければならなかった。

 

他の就活生の媚びを売りまくった面接を見て

くだらない、と思っていたし、

採用担当者の左手の薬指の指輪が光っているのを見ただけで

この人は仕事もプライベートも勝ち組なんだ…、と勝手に落ち込んだ。

 

吹っ切れたのは夏ごろだったかな。

全体的に内定が出て、就活を終える人たちが増えた時、

もうなんでもいいや!

みたいな感じで面接に挑むと、少しずつ自分を受け入れてくれる企業が増えた。

 

みんな同じリクルートスーツを着ているからこそ、

素の自分を表現することって大事だったんだなぁ

と気づかされた。

 

あと、やりたいことがなくても、

自分が大切にしてきたことや、自分が在りたい姿など、

自分が会社や社会で役に立てることって必ずある。

 

とても長い就活だったけど、

改めて自分を振り返る良い機会だったなぁ。