6月も最終日です。
昨日の刺繍教室は,私を含めて全員ロンドン&NYの両方の駐在帯同経験者だったのですが,そういう人達が集まると必ずといっていい程出るのがこの話題。
ロンドンとNYのどっちが好きですか?
昨日も休憩中にこの話で盛り上がっていたのですが,だいたい殆どの人が「ロンドンが好き」と言うような気がします。 ですよね?
が,実は私はカミングアウトさせてもらうと(笑),NYの方が好きというか,大好きなんです。
理由を書き始めるとまた長文になるので,別の機会に。
さて上のカリグラフィーの作品,タイトルは「A Good Wedding Cake」は,今から11年前のロンドン滞在時にイギリス人の先生にカリグラフィーを習っていた頃の大作で,まあ私の代表作です。
テーマは「初夏のウェディング」なので,初夏の青臭いけれど爽やかな空気感を感じさせるような配色でまとめています。
構想から完成まで,先生にチェックを入れて頂きながら,約3ヵ月掛けて仕上げました。
当時を振り返ってみても,テーマに沿ってイメージをかなり明確にしてから作品に取り掛かる,そのやり方は今やっている刺繍のオリジナル作品を作るやり方と全く同じだなぁ・・・と気付かされました。
お花の部分はウェディングブーケのつもりで,カリグラフィーペンと平筆を使ってお花を描く技法を用いています。
ずっとリビングに飾りっぱなしで,空気のような存在になっていたこの作品ですが,今改めてよく見てみると,結婚生活を送っていく上でなかなか有難いお言葉が・・・
まっ,こんな風にはいかないのが現実です(笑)
そしてさらにじっくり見ると,いま一つな部分も沢山あり,う~ん・・・^^;
が,その当時はこれが私の精一杯でした。
よく頑張った!と今でも思いますし,その時の経験が今,刺繍でも活きています。
今刺繍教室でAdvance課題の制作に取り組んでいる方々も,私の要求レベルがやや高くなっているので,図案起こしからかなり時間が掛かっていて大変だとは思いますが,ここで頑張った経験が,刺繍だけでなく刺繍以外のことにもきっと活かされるはず,と信じています。
だから頑張れ~~~ ← エールを送っているつもり^^
話は戻り,最近はカリグラフィーをする時間が全くとれず,ペンも錆びてしまっているかも知れませんが(先生,ゴメンナサイ),日本に帰国したら真っ先に復帰したいと思っています^^
にほんブログ村