神保町にある「姉川書店 にゃんこ堂」に行ってきました。


姉川書店
にゃんこ堂の看板



姉川書店
どーん


姉川書店・にゃんこ堂は、猫の本をたくさん取り扱っています。

「今あなたの頭に浮かんだ猫本はきっとある」そうです。


立ち読みした中で、よかったのは、(あ、あとでちゃんと1冊買いましたよ!)

てつぞうはね/ブロンズ新社
¥1,512
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ほとばしる猫愛が感じられる良い絵本だと思います。猫の可愛らしくもふてぶてしい感じ、躍動感がうまく絵に表れていて素晴らしい。
猫力(ねこりょく) うつな僕を救ってくれた猫/アスコム
¥1,188
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さすがに1冊全部立ち読みするのはアカンと思って、途中まで読んだだけなのですが、いろいろと勉強になりました。向田さん(※猫の名前)のような嫁が欲しい!そして、やはりにゃんこの癒しパワーは偉大である。


ちょくちょくよって、少しずつ猫本を買いそろえたいなーと思った次第です。


で、買った本は、

ねこ 2015年 8月号 Vol.95/ネコ・パブリッシング
¥1,080
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この雑誌はたまに買ってます。読んでいると、猫を探しにふらーっと旅に出たくなります。今月は小豆島特集。(二十四の瞳ぃ!!) 


本を購入したら、ブックカバーとポストカード×2、佐野洋子展の割引チケットを頂きました!(ラッキー☆)


佐野洋子

かの有名な「100万回生きた猫」の作者。今度行きます。


古本屋がたくさんあって面白いので、ふらふら散策していると、「ブックハウス」(絵本とかたくさん売ってるお店。)があったので、寄ってみました。


神保町ブックハウス
ブックハウスです。


ここでも、猫の絵本コーナーみたいなのができていて、猫人気の高さを再認識。

猫の絵本をたくさん出している「どいかや」さんととりごえまりさんのリーフレットを発見。


どいかやさんリーフレット

「ペットショップにいくまえに」「猫の種類のおはなし」というリーフレット。


転載・配布自由だそうなので、リンクを貼っておきます。


ペットショップにいくまえに

ねこの種類のおはなし


内容的には、

1.ペットショップで動物を買う前に、保健所や保護活動をしている団体から、動物を引き取るようにしよう。

2.金儲けのためにはやりの動物を生み出して、そして流行を追いかけて、その業者が作りだしたはやりの動物を飼って・・・ってのはあほらしくないですか?猫に雑種も純血種もなし!!皆平等!!


てことだと思います。日本の猫は、業者による無理な交配・繁殖のせいで、遺伝性の病気を発症しやすくなっているらしいです。ちゃんと読むと結構うるっと来るので、ぜひ!!


以前、「犬と猫と人間と」という映画で、ドイツ(イギリスだったらごめん!)では、ペットショップが原則禁止されていて、公的な団体に保護されている犬・猫を引き取るのが当たり前というのを観た覚えもあります。(路上にネコとかいないんだって!)

毎年何十万匹も動物が殺処分(嫌な言葉だね。)されているのに、日本にペットショップがあるのは私も変だと思う。

犬と猫と人間と [DVD]/紀伊國屋書店
¥3,990
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↑すごく良い映画。沁みる。考えさせられる。「可愛いですか?それともかわいそうですか?」というキャッチコピーは秀逸だと思う。


店内にはさらに「メゾンドネコ」(アートギャラリー)の案内チラシもあり、7/17~28に企画展で「震災で消えた小さな命展の作家たち」(※東日本大震災で命を落としたペットたちの肖像画を飼い主に贈る作家たちの元々の作品の展示)があるそうです。


メゾンドネコ

震災で消えた小さな命展HP

猫野ぺすか (出展される作家さん。企画展のスケジュールが載っていたので)



で、話をちょっと猫の本屋さんに戻すと、にゃんこ堂さん以外の猫本屋さんは、オンラインショップでは吾輩堂さんが有名だと思います。


吾輩堂


種類が豊富で見ているだけで楽しいサイト。生きてるうちに、こういうところに取り扱ってもらえるネコ・北欧絡みの本を書きたいなもじもじ・・・なんて。


ネコの本屋さんといえば、西早稲田に古書現世という古本屋さんがあって、御年20歳ともなる御猫ばあ様がいらっしゃいました。(撫でたらフガッ!!って怒られたwそんな怒らんでもw)


もう5~6年前なので、今もご健在かどうかはちょっと分かりませんが。もしかしたら猫又に進化されているかも知れません・・・。


今回、軽い気持ちで出かけただけなのに、思わぬ収穫がたくさんありました・・・やはり私のねこレーダーは伊達ではなかった!(笑) 暑くてだるいーと思っても、やっぱり外出るのって大事。