実は先月末、ピアノの先生が別の方に変わりました。
前のピアノの先生は15年間お世話になりました。
ピアノ演奏は、弾き様によってはその時の演奏者の心理もモロ表現されて分かってしまうものです。
なので私のメンタル面やプライベートまで見て下さった、大変ありがたい方でした。
新卒で入った会社を辞めるかどうか悩んだ時、「マユコさん、人生は一回しか無いんだよ」と言って背中を押して下さったこともありました。
また3年前の子宮筋腫の手術の時も、猛反対したうちの母親に対して「じゃあ私が代わりに(入院の際の)保証人も(手術中の)待機も全てさせてもらいます」と啖呵を切ってくれたのも先生でした(結局それで周囲から白い目で見られて立場が悪くなったうちの母は、先生に頼まず全て自分でやってくれたのですが)。
昨年夏すぎから、ご主人との離婚問題等で大変悩まれていた先生。
挙句の果てには・・・今年に入って精神面をすっかり病んでしまい、ピアノを教えることは勿論、会話もままならなくなってしまいました。
私は直接うつ病やパニック症候群等を患った人と対面したことはないんですが・・・たぶん最後に会った時の先生は、それもどうかしたら通り越していたかもしれない。
私から見たら・・・例えるなら、それまで生きていた人間が原子爆弾をモロに受けてあり得ない姿になって崩壊したというか。
大きなビルがあって、その建物の中身は時限爆弾で崩壊して、外見はかろうじて崩れずに原形をとどめているというか。
とにかく、外見は人間で生きているのだけど、魂というか、精神面が全てガラガラと崩壊していくのを目の当たりにした感じでした。
その瞬間、ちょっとやそっとのもんじゃないショックを受けました。
あまりにもエグすぎて・・・昔、今は亡き祖父や彼が意識不明の重体に陥ったときよりも強烈でした。
つまり・・・死んだ、も同然でした。
ところで・・・どうして私のことが(LOVEやLIKEという意味も含めて)大好きで、一歩踏み込んで手を差し伸べてくれる人って、みなこうして短期間であっという間に心身滅ぼして(やがてこの世を去って)しまうのでしょうか。
私がどんないたずらをやっても笑って許して、欲しいものは何でも買ってくれて、しょっちゅうデートという名のお散歩に連れ出してくれた父親。
私のお願い事は全て聞き入れ、いくらでもお小遣いをくれ、母とけんかして逃げてきた時は必ず家に泊らせてくれた祖父母。
「いかなるどんな時でも必ずマユコを守る」といった彼。
そして・・・母親や弟以上に私を理解してくれた、前のピアノの先生。
祖父母はともかく、父と彼の命を奪い、そして先生までも同じような目に遭うってのは、いくらなんでもひどすぎると思います。
私についている守護神という名の神は、もしかして真の正体は疫病神か或いは死神ですか?
いつもしっかり守ってくれるのは大変ありがたいのですが、あなたにはぬくもりというものはお持ちじゃないかと思います。
私がそれを求めたとして、少なくともあなたがかなえることは不可能です。
もし近い将来、私のことを心から大好きだと思ってくれる人に出会ったとき、よほどの場合じゃない限り、その人に危害を加えるのはやめていただけませんでしょうか?
・・・もう歳だからねえ、あたしゃ時間が無いんだよ。
そろそろ人前で手をつないでデートするにもカッコ悪い年齢に近づいてきてんだよ。
そこんとこ、分かってくれないかな?