たまに遊びに行っている前職場のグループホーム。

ばあちゃんLOVEは変わらず。癒やされに行っている。
認知症な事が条件で入居出来るホーム。
認知症でも、私は可哀想な人だとはこれっぽっちも思ってない。

夕飯の後に、柿が一切れ出た。
去年、一緒に福島へ里帰りしたアキばあちゃん。
病院から、看取りだと入居してきて、早2年。
体重も順調に増え、今も元気に暮らしている。
故郷が柿の生産地だった事も有り、柿が大好き。
柿が出されると、すぐにペロリと食べた。
すぐ後、『私の柿が無い。』
と言う。
「あんた、さっき食べたじゃない」
と、他のばあちゃんに言われるが、
『食べてないわよ』
「さっき食べたのよあんた」
『えー?食べてない』
そこで私は声を掛けた。
「アキさん、柿好きだから、すぐ食べたよ。ここに入ってます」
と、お腹をポンポンと触る。
『えー、おかしいな。。。』
不安げな顔。
「アキさん、柿、スゴく熟れていたから、口に入れたら溶けちゃったんだよ。スゴく柔らかかったから。」
と、普通に言った。
『。。そうかもしれないわね。。』
「そうだね」
『。。。食べてないって言ったら、もうひとつ出てくるかなって思って(笑)ダメだったわ(笑)』
「アキさん、ボケた振りしないで(笑)」
皆も「うまいことやるわね!あなた(笑)」

自分の物が無いと不安で眠れない時も多いけれど、その気持ちに寄り添う事も勿論するけれど、意外と普通に事実を笑いを交えて接すると、笑い話で終わるし、和やかな雰囲気になる事も多い。

私は、そうやって、ボケても安心して笑顔で過ごせる場所を作りたい。

明日はホームの遠足に一緒に行く事になっている。
大好きなばあちゃんと楽しい思い出たくさん作るんだ!(*^^*)

夏に行った池上本門寺のスローライブで、たまたまお会い出来た、Instagramのフォロワーさん。
この方の御縁で、カエラちゃんのライブハウスチケットを、2枚手に入れる事が出来た。
ホールツアーや野外ライブは見た事が有ったけど、ライブハウスは初!
箱が小さいから、チケットはレア。
それを、SNSの御縁で手に入るとは、私も時代に、ちゃんと乗ってるわ(笑)

初カエラちゃんライブの旦那と行ってきた。
感想を一言で言うなら、
『サイコーでした』
若い時に聞いていた時よりも、歌詞が刺さる。
Zeppダイバーシティは、カエラちゃんも初ライブの箱だったらしく、テンション上がって、情緒不安定だって言ってた(笑)

「人は誰でも、元々ネガティブだと思う。だからこそ毎日を楽しむ工夫をして過ごして欲しいな。自分の好きな事や得意な事を見付けて、楽しんで毎日を過ごして欲しいな。」

年を取ったからなのか、カエラちゃんの言葉が染みた!

うまくいかない事も有る。

若い時は勢いで行ける事も、年を取れば、努力無しでは難しい事も有る。
勇気を元気を貰った。

旦那の胸にもカエラちゃんの言葉が響いたらしく、ファンになりました(笑)

私は輝きたい。
介護の世界で輝きたい。

それはメディアに出るとか、そんな派手な事では無い、、
生きてる証が欲しい。

それが人の役に立てたら、そんな素晴らしい事では無い。

ちっぽけな私の願望。
それを確認出来た素晴らしい時間だった。






私は諦めて、市大病院で改めてCTを撮り、やるしかないんだな、と思っていた。

しかし!どうしても諦めきれず、Google先生に相談。
『親知らず 抜かない 痛くない 優しい』
と、検索すると、出てくる出てくる。
抜かずして治療をしている日本全国の歯医者さんよ。
そして私は見付けたのです。
最寄りの駅の隣の街で!『親知らずは抜かなくて良い』という看板を掲げている素敵な歯医者を。
すぐ!すぐに予約を取り、受診。
歯医者に着いても恐怖と不安を伝えるだけで、半泣き状態な私。
不安で一杯の私の心配をよそに、
「CT、今日撮る?次にする?今日は歯の掃除だけにしておこうか?」
『いや、今日撮って確認して下さい!』
先生の、私の不安に対する寄り添い方に、一瞬で心を奪われる。
CTを撮ると、親知らずの根っこが神経に沿っていた。やはり抜かなきゃいけない状態の親知らず。
でも先生はサラッと言ってくれたのです! 

『あー、でも大丈夫ですよ~。二段階切断っていって、親知らずの頭だけ先に切って、3ヶ月以上経ったら根っこの歯が寄り掛かる物を求めて先に切った歯の空洞の方に移動してくるから、またCT撮って確認して、神経から離れたのを確認したら、根っこを抜きましょう!大丈夫。何度もやってるから。それだったら、神経を傷付けないで親知らず抜けるからね』

「それでお願いします!」

神なの?神は居るんだね。
1週間後、着工。30分で手術は終わり、術中、先生に、ゴメンネ!と30回以上は謝られたんじゃないかな。
ドリルで長年温めてきた親知らずの半分を砕き、後で見せて貰った3つに砕かれた歯。

腫れは1週間位引かなかったけど、痛みも3日4日で引いた。本当に、やって良かった。

今は、歯を砕いた歯茎に小さな空洞が出来ているので、食べた人参やキャベツが時間差で生まれる事もあるが、余り気にならない。

歯医者は痛いし怖いし先生の高圧的な態度にウンザリし、出来る事なら行きたくなかったんだけど、あの歯医者さんのお陰で、歯医者が好きになりました。

一般的な視点から見ると、すごい変わってる先生だと思う。
まあ基本的に医者って変わってる人が多いんだけど。
高須クリニックの院長に激似なルックス。
なんか、色んな意味で、その先生が大好きになりました。

そんなこんなで、15年以上、恐怖と痛みと不安に震えた私の親知らずとの別れは、30分の手術と1週間の腫れと痛みで、アッサリ終わりました。

まだあと半分残っていて、右の歯も抜く予定だけど、あの先生が居れば怖くないので、安心して手術に挑む事が出来ます。

患者の不安に寄り添ってくれる医者を、
公私ともに求めます。

そんな親知らずの手術の次の日が、旦那の誕生日という事を忘れていた事を、3週間後に知る事になるとは、この日の晴れやかな私には、全く気付いて居なかったのです。