どう暮らしてたっけ… | 叮叮叮繭虫ブログ

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日々の暮らし、一緒に暮らす猫・・・綴っています。

九龍が猫山に帰ったその日から仲間や友だちから連絡を頂戴している

「お?アタッカー???(笑)」

LINEやカトクの受信音

そういう冗談がいえている




やはり餌場は辛い

早々に片付けた





九龍のトイレの場所も元々の引出に





寝室の引き戸はいつも10センチ程開けていたがぴったりと閉めている





各扉の上に万が一と付けていたストッパー





わたしたち夫婦はタバコを吸うのでベランダに出る時には柵を超えねばならなかった

今はオブジェと化しているタワーの横に





朝起きてやる事は決まっていた


前愛猫と九龍が来る間おおよそ一年あるがその間わたしは何をしていたのだろうか

全く覚えていない


一連の猫の世話がなくなったというワケ以外

がむしゃらに仕事をしたとかそういう事ではなかったと思う

今のようにパーソナルレッスンを受けたりしていたワケではないし…


いや…

ラオゴンの落ち込みようといったらない

息を詰まらせる程だ


昨日ラオゴン行きつけの町中華に昼飯で出向いた

その時も呑みながら何度も下を向き涙を流していた

鼻先に涙が溜まっている

泣きすぎて目の回りが真っ赤


飯を食った後コーヒーでも飲もうとラオゴン知り合いの『トーキョーバイク』のお店の中にあるカフェに寄った

わたしはカフェの方と話ししていたがラオゴンはずっと一点を見詰めるのみ

「大丈夫か…」

その後わたしは白髪染めに東陽町へ

本当は西新井のいつもの白髪染めから垢すりであったが九龍を迎えに来てくださるお寺さんの時間がわからなかった為にキャンセルしたのだ


九龍を迎えに早く来てくださったのだ

西新井は行けぬが東陽町にも同じ染め粉屋があると知り出向く事にした


「いつものように過ごす」


前愛猫が猫山に帰った時にわたしはその「いつものように」に拘った

すると前のジム仲間から

「事務的なあなたらしい」

と言われたっけ

わたしもそんな言葉に傷付いたがわたしはわたし流の自分のキモチを落ち着かせる方法を取る他ない

泣き暮らし喪に伏せる方もいるがわたしはなるべく悲しまず愛猫が残してくれた

「嬉しいこと」

「楽しいこと」

「幸せだったこと」

だけを拾い集めて胸の奥に置く他なかったのだ




こじつけと言われても構わない


健康診断で心筋症と言われた時に漠然とだがそんなに長く一緒にいられないかも…と心の奥底にその気持ちが沈んでいった

まさか5年とは思わなかったが「6」という数字がわたしにはあったのだ

気にせず暮らそう

そしてその「6」を前に九龍は駆け足で猫山に帰って行ったのである





5月5日

忘れぬ日となった

リスケでデートの約束をしていたモモちゃんと今日何年ぶりか会う
彼女も九龍のことを知っていて
「日にちを変更しませんか」
と言ってくださった
いや白髪染め同様にわたしはいつもの暮らしを優先したい

九龍がわたしに沢山の幸せを残してくれたのだ
ふと思い出し泣くこともあろう
涙に明け暮れることなど九龍はわたしに望んではいないはずだ
わたしもそう
もう前を向くしかわたしにはチョイスがない
リセットボタンではなくもうスタートボタンしか残っていないのだ
そのスタートボタンをもう押した
そして新たなる出会いに向け歩き出している

このブログのコメントを沢山頂戴致しました
誠にありがとうございます
返信できずにおりますがメッセージは読ませて頂いています
皆さま励ましやお悔やみ…
本当にありがとうございます
ネコブログに参加しておりますが今後どのような形になるのか…
暫くは愛猫九龍との足跡を手繰る内容になるかと思います
どうぞお付き合いしてください

皆さまありがとうございました