モスキート音は聞こえぬが… | 叮叮叮繭虫ブログ

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日々の暮らし、一緒に暮らす猫・・・綴っています。

いつだったか、若者がひとっ所にたむろ出来ぬよう、『モスキート音』なる不愉快な音を流し、長居出来ぬよう公園などに設置していた記憶がある。
また実際にワタシたち夫婦と歳下の知り合いのご夫婦で飯を食べに行った際に『モスキート設置』の札を見た。
敢えて言う事もなかろうが、ワタシは当然聞こえない。
知り合いのご夫婦の奥方が「キーンというような金属音がする」と言った。
とてもこの場所にいられぬと言う。
他3人は「なんの事やら」でその場を通り過ぎた。

『モスキート音』は(も)聞こえない弱りきった己の耳に、何もわざわざ引き留め「あの人がこう言ってた」などと不愉快な事を言う必要があるのだろうか。

同人物より、ワタシ同様にそのようなアドバイス(?)を言われた人がいてムッとしていたが、「私は引っ越すので、もう会う事ないし…」と言っておられた。
彼女はそのアドバイザーとは飯を食いに行ったりしているはずである。
何をターゲットにされ、アドバイスされたのであるか不思議だ。
年齢も彼女の方が歳上である。

アドバイザーの共通点がいくつかある。
家でのトラブルがあったり、細かいものを上げたらキリがない。
また過去に邪険にされた経験もおわりのようだ。
子供が結婚しない。
回りが次々と結婚する中、自分の娘や息子は早々に結婚したにも関わらず、子供(孫)が出来ないというのも含まれる。
嫌な経験があったらやらぬのではなく、「自分もされたからお次の番…」なのだろうか。
変な妬み嫉みが余計なアドバイスを引き起こす。
また『美人』というだけでターゲットにあう事もある。
また改めて言う事もないが、ワタシにはそのようなものには当てはまらず、ただその輩からは「なんだか生意気な要素」があるのだと思う。

今でも覚えいるが、四半世紀以上前に勤めていた会社の人との雑談で、昔、ワタシがポメラニアンを飼っていた事を話した事があった。
「根岸(←土地の名前)でポメラニアン?身分不相応」と言ったのだ。

また今のアパートは10階建で9階をお借りしている。
それを言ったら「結構上の方に住んでいるのね」と言われた事がある。
何階であったら良かったのか。
今となってはどうでも良い事である。
今は『モスキート音』同様に、聞こえぬ事柄が多くなってきた。
失礼ながら会社の電話応対でも、会社名が聞き取れず「申し訳ありません。もう一度会社名をお知らせください」と連呼している日々なのである。






昨日も東陽町の『しまむら』へ。

気に入って履いているスパッツがヘロヘロになってきた。
売り切れては困るとまた運動を兼ねて出向いた。

洲崎に遊郭の建物の一部が残っていると聞き、前回も出向いたのであったが、分からずしていた。
今回は、詳細をアンコちゃんから教えて貰ったので、出向いてすぐわかった。

窓枠など現代の物になっていて、想像していたものと違っていた。
ナンピョンの知り合いの外国人の写真家の方へお教えしよう。




遊郭後の建物を探している時に、戸建ての失礼だがゴミがパンパンに詰まったお宅があった。
2階の窓が少し開いていて、そこから猫が屋根へ来たのだと思う。

シーバを振って見せたが、力なくこちらを見るだけであった。





長屋風のアパートがあったり、ワタシの幼少の頃に、このようなアパートがあったが、今では姿を見なくなった。
洲崎は『東陽町3丁目』と名前を一新。
新しいアパートや戸建ての家、更には空き地が沢山あった。
もう『洲崎』を知る者が少ないから地域の名前を変えたのだ。

オリンピックへ向け、どんどん地図が新しく塗り込められている。
ちょっと出向かないと目印になっている建物や店が変わっているのだ。
確認せず待ち合わせで「マクドナルドの前ね」などと言って撤退していた事もあった。
新しいものも楽しみだが、昭和生まれのワタシは「素敵なものは残して欲しい」と願わずにはいられぬのである。





はいはい…また居ました。西友の前に柴犬モモコちゃん。

またジジイ(飼い主)に挨拶をし、モモコちゃんへおやつをあげた。
アクセサリー(金もの)をじゃらじゃらと付けた玄人者で一筋縄ではいかない風体の飼い主のジジイ。
ジジイが外へ出てきた。歳を聞いたら3歳だという。ジジイが飯処へ戻った後、モモコちゃんへ「飯など食ってないで、散歩へ連れてけってんだ」と言ったら、飼い主への悪口とわかったのか、モモコちゃんは悲しそうな顔をした。
くそジジイでも、モモコちゃんの飼い主なのだ。
「いつも待ってて偉いねえ、ババアはしまむらへ行きます。またね」と言って別れた。
帰り際も勿論、あの場所にモモコちゃんはいた。
ジジイのいる方をじっと見つめて。





とらちゃんはご機嫌である。






日陰など天候に寄って、とらちゃんは上手に過ごしているようだ。






昨日、8階のお宅がとうとう引っ越ししてきた。
ジムへ向かう前にトラックがあった。
凄い年配のご夫婦がトラックの横に立っておられたが、その息子か娘が入居するのではないだろうか。
じろじろと見た訳ではないが、引っ越し業者を頼まず、己で引っ越ししているのと、荷物から男性ではないかと思う。
感じの良い人ならいいなぁ。




怪獣の爆走は続いている。






しっかりとご挨拶せねばならない。


手土産を渡せばいいというものでもない。
「9階のババア、俺に気があるのか?」などと妙な方向へ思われても困るし気の毒である。

塩梅の難しさに頭を抱えているのであった。