普通がありがたい | 繭蟲のブログ

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日々の暮らし、一緒に暮らす猫・・・綴っています。

とうとう鼻汁が止まった。
「嬉しい!嬉しいぞぅ!!」

飯の味も「温かい」という感覚だけで、旨いか不味いかさえも分からぬ状態であった。
だが今は煙草の味もしっかりわかるように…。

夜になると熱が出(上)る。。

そんなに高熱ランクの発熱(当者比)ではないと認識している為、いつものように夜は飯を焚き、いつもの掃除と洗濯をこなした。
ふらふらしたが己れへ「微熱であるぞ!」と言い聞かせ。

ワタシの若い時分は「熱がある」とうたえるのは「39度以上」と相場が決まっていた。
それ以下は微熱クラスであった。

野蛮である。

昔から染み付いた野蛮は、この歳になって変えようなどと思わぬし、変えられない。

戦場から戻り、一服が旨い!と言った感じである。

とにかく峠を越えたのでほっとしている。




会社を1日休んだが、結局は横にもならず、上坂冬子さんの本を読んでいたら日が暮れていたのである。




風邪もそうであるが、ババアになると思わぬ事で驚く。

薬がすんなり飲めない。

医師から処方された薬は錠剤が3個と漢方薬の顆粒のものだ。
顆粒は問題ない。
錠剤のひとつがどうにも喉の一部に引っ掛かり「ぐぅえ〜〜」と吐き出したのは一度ではない(失礼します)。
洗ってまた飲み直すも、また同じ所で引っ掛かる。
また吐き出す。
洗って飲む。

いい加減薬が溶けてきて、飲むのに苦く拷問であり、最後は諦めた。
また新しいのを飲めばいいのであるが、これまたワタシのいつもの『出鱈目根性』が湧いて出た。
「一種類くらい飲まなくても問題なかろう」との自分都合の素人考えである。

「こんなことばかりをしているから風邪も大事になるのだな」

わかっちゃいるけどやめられないのであるが、「治ってきたからまぁいいか」といつもの己れに反省なきワタシなのである。




象印の布団乾燥機を出した。

これが出動すると我が家では、本格的な冬が来たという知らせでもあるのだ。

就寝2時間前くらいに暖める。

もうぬっくぬくだ。

ナンピョンなどは「布団から出れない」などと言うが、ワタシは違う。
いつ迎えるか、分からぬ猫との生活を夢見て止まぬ為、まだ日が昇らぬ内から起きている。
友は「猫を飼ってからそうしたら?」などと呆れていうが、ババアは慣れるのに時間が掛かるのだ。
今から「そうあるもの」とし、人に呆れながらも早朝起きをやり続けている理由なのである。





会社を休んだ日、早い時間にスーパーへ買い物に出た。

「おはぎくんだ!!」

湊町のモシッタ犬、おはぎくんに久しぶりに会う事ができた。

おはぎくんの可愛いことといったらない。
躾もきちんとされている。

ワタシを見かけると「あっ、いつかのおばちゃんだ!」と声まで聞こえてくる(←幻聴)。


「たまには休むのもいいかも」と思ったりもしたのだが、やはり健康でいつものように動いているのがワタシらしいな…と風邪をひいて実感した事であった。