久しぶりに母に会いに行こうと娘と出かけた。

駅までの道のり。
きれいなツツジ。桜が散るのが早かったからツツジも慌てて咲き出したのかな。


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電車に40分くらい乗れば会える距離はありがたい。82歳の母もよくそのことを口にする。
そして母の家の近くを通るバスが妹宅方面に繋がっていることもとても心強いと。

「繋がってる」

そのことですごく安心する気持ちがよくわかる。



母は昔からとても寂しがり屋。
私が小学生の頃だから妹は幼稚園、弟は2歳くらいか。バスと電車を乗り継いで伯母ちゃん宅によく遊びに行った。
同じくらいの歳のいとこたちと私たちは夜まで遊び母と伯母ちゃんはゆっくりとおしゃべりした。

その帰りに毎回母は泣くのだ。
私たちがバスに乗り込み伯母ちゃんが手を振る。
母は泣きながら手を振る。母が泣くから伯母ちゃんも泣く。
そしてお互いが見えなくなるまで手を振る。
私たちも伯母ちゃんが見えなくなるまで手を振った。
クルッと向き直すと母は恥ずかしそうに涙を拭いていた。
子供ながらに掛ける言葉が見つからずみんな黙ってバスに揺られた。

しかし、しかしである。
お互い東京都内に住んでいるのだ。
遠く離れた土地に帰るわけじゃない。
大人になってみれば「あれはなんだったのか❓」と思う。
母は昔からそれくらい寂しがり屋なのである笑笑

まぁ今になって考えてみたら別れ際の寂しさだけじゃなく姉妹で色々なことを話していたのだろうなぁ。今の私と妹のように。

ちなみに私たち姉妹は母たちのように帰る時に泣くことはない。
だって都内だよ笑笑