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イギリスでハリポタ生活!?イングランドの魅力満載♪



岩手・青森&東北方面の方々
ご無事でしょうか・・・


私は地震をほぼ知らずに育ちましたが、
昔、学校の授業で地震について習ったときに
地層&火山プレート的に最低最悪のケースとして日本が紹介されました。
あのマイナス要因の集結ぶりには自然の悪意すら感じる。
何だってあんな地雷の上に国が!?


そして地震についていっさい免疫がないので、いざとなったら
枕を抱えて出口に直進する以外の行動を
たぶん思いつきません。
「おかしも」以外に私どうしたらいいでしょう!
(しかも「も」は違う気がする)


伊坂幸太郎の「アヒルと鴨のコインロッカー」を読みました。
※盛大にネタバレ※



原則として、私は推理小説の犯人を当てるつもりは最初からありません。
お話の構造を練ることを生業としているプロット職人が
あらゆるスキルで作り上げたもの相手に、
騙され専科の読者が受身で挑むわけですから
勝負は見えています。
だから今回も両手を広げてトリック、カマーン!と思っていたのですが、
いやーそれにしても 騙 さ れ た!


そもそも表紙の但し書きに始まって
よけるのが不可能なくらい伏線が転がってるのに、
何しろ記憶力も知的好奇心も表面がつるっつるなので
どこにもひっかからなかったよ(笑)!
都合の悪いトリビアはエンドレスに忘れ続けることができる
忘却のキャパシティを再確認(笑)!
逆転裁判なら確実に負けてる・・・


鴨/アヒル論争は
私自身昔から思っていたことなので興味深かったです。
とりあえず私の中で



こっちが鴨で↑




こっちがアヒル。↑


でも英語だと



こっちはダックで↑




こっちもダック・・・↑

(食用はなんとなく1番目を想像します)


クロシバが元気で安心したし、
作者にはきっと時間が物理的に見えているんだろうなあ。
頭の中で一時ファイルの挿入が無限にできて、しかも履歴も全部残せるタイプじゃなきゃ
あんな時間軸の同時進行はできないと思う。
でないと絶対途中で話が合わなくなって、
「参照先のフォルダがありません!」とかエラーメッセージが出る(笑)。


そして確実にブータンに行きたくなる本。


でも最後、頭の整理をしてちょっと思ったのですが
正式な罪状はあれ監禁罪・・・じゃないのかな・・・


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※コメント返ししました※