ごりんたん【5】 | まゆみのソリロクィ

まゆみのソリロクィ

イギリスでハリポタ生活!?イングランドの魅力満載♪



メディア村では、放送センターからバスで1時間弱の海辺の町で
二人一組のコテージのような部屋に寝泊りしていました。



大会後半は、夜中に寝るためだけに帰っていたような気もしますが
部屋自体はできたてのぴっかぴか。



ギリシャのオリンピック関連工事が色々と難航したのは
有名な話ですが(競泳プールの屋根が間に合わず、
シスタは炎天下で生死の境をさまよいました。その・・・精神的に)、
ここでも階段や玄関前のパティオ部分が
途中でブッツー!と切れたりしていて、
工事が強制終了した場所がピンポイントでまるわかりでした。


パティオはともかく階段は
少し待つから最後のツメ頑張ってくれないかな・・・?と思った。





インサイド部屋。シャワー&テレビ完備、お掃除一日一回。


メディア村中に点在する、
食堂やランドリーやレセプションや通勤用バスの乗り場までは
地道にトーマス(後述)に乗っていけば(いずれは)着いたし、
敷地内にバスケットボールコートや当然ビーチもありました。


まゆみはシスタと同室だったのでお気楽ライフでしたが、他の仲間は
ルームメイツが毎朝飲む便秘用の漢方薬がクサイとか(笑)
ルームメイツが毎朝海で一泳ぎしてから出勤しているらしいのに
シャワーを浴びている形跡がない。Why!?とか
それなりに共同生活の発見があったもよう。


その他にも、仲間の部屋に行ったら
私物コーナーと共同コーナーがそれぞれ設置されていたり
朝食調達係が当番制になっていたりして
全体的に合宿所風味でした。


アテネ仲間とは今でも頻繁に会いますが、当時はこのメンツで
毎日一緒に洗濯したり、着替えたり、
海でお弁当を食べたりしていたんだなあと思うとなんだか不思議です。


ところでメディア村は、某軍事施設の中にあって



私たちの部屋もオリンピック終了後は兵舎になるということでした。
なのでメディア村への出入りは、
迷彩服を着てライフルを持った軍人が厳しく取り締まっていました。


またこのギリシャ人兵隊さんたちは揃いも揃って
「神話の人・・・?あ、人間か」というくらいに
そりゃあもう彫刻のように美しいのですが、金網越しに海の様子を伺っていて
いきなり彼らが近づいてきたときには、思わずフライイングで謝りました。
(比較的平和な国で育ったので、正直国家権力とか怖いです)
ちなみに彼らはヤッホーと挨拶にきただけでした。


しかしシスタがある日、その兵隊たちが常時スタンバイしている
セキュリティ・ポイントの割と近くで
部屋の後ろにある金網にできたわずかな穴↓を
「近道だから。」べりっと突破し、小走りで朝食調達にいきました。



蜂の巣覚悟!?Σ(゚д゚;)



私にはそんな
ブレックファースト・KAMIKAZEスタイルはできないので、
シスタが帰ってくるまでベッドの中で
一人っ子になるシミュレーションとかしていました。


     大学生ブログ選手権
※無茶はしたがセキュリティは破っていません※