稲城市若葉台2丁目おとなと子どものピアノ教室

若葉台ピアノサロンです。

ご覧いただき、ありがとうございます。

 

小学生さん。

前回のレッスン、帰り際にお母様から「最近、練習しよう!と声を掛けてもやらない。」というお話がありました。

ご希望の曲を練習しているし、特に難しいこともやっていないし、新学期でお疲れ……?といったところでしょうか。分かりませんが。

 

先ず、“弾きたい”と言っていたはずなので、“弾きたい”気持ちを思い出して欲しいと思い、「どんな感じに弾きたいの?どういうところが良いと思ったの?」と訊いてみました。

普段、コミュニケーションが取れていない生徒では、ここで詰まってしまうと思いますが、日頃から何でも話してくれる子です。

何とか会話の糸口が見つかった様子。

それを元に話を広げていきました。

 

すると、どんどん「ここは、こう弾きたい。」というアイディアが出てきて、「じゃあ、こんな感じで弾けたら良いかな?」と私が弾いてみると、やってみたくなったようです。

最初に弾いてくれた生気の無い音から、多彩な音に変化してきました。

 

つっかえながらでしたが、良い演奏になってきたので、「じゃあ、この曲はこれでお仕舞いね。」と丸を付けると、「ねえ、先生。また弾いて良い?」ですってビックリマークビックリマーク(思惑通りニヤリ

もっと練習して、次回、花丸をもらう約束です。

 

時々、“魔法のようなレッスン”と言われるので、それに対しては「上手くなる魔法なんてありません。」と言ってきました。

それは本当です。

上手くなる魔法があるなら、自分に魔法をかけたい位ですあせる

私にあるのは、“失敗”という名の、沢山の経験かな?

 

上手くなる魔法はかけられないけど、“弾きたくなる魔法”が連休明けのレッスンまで続きますように。ウインク