いいえ、自分のためだから | mayuminのブログ

mayuminのブログ

ブログの説明を入力します。

究極のお節介で若い友人を

ハローワークに連れて行った😅


彼は今年40才

家庭もあり自宅もあり(70才までローン有)

もちろん今も働いている。


ブラックな会社、

私の最後の勤務先だった会社に

途中入社して来た青年。


彼ならばきっと将来

この店舗のトップになるだろうと

私は自分の持てるスキルを

全て彼に伝授した。


そして彼はその通り昇進した。


その彼が…ある事がキッカケで

会社を辞めたい、となり

体調も崩してしまった。


ある事…とはパワハラなんだけど

ヤワではない彼ですら

体調が悪くなるくらい

ネチネチとした陰湿なやり方だった。

私と同世代のオヤジ上司がやった事。


最初に聞いた時

私はブチ切れて

「ヤツの住所を教えなさい!

殴り込みに行く💢」


彼は

「mayumin さんなら本当にやりかねないから

絶対教えません!

犯罪者になってしまいます!」

と教えてくれなかった。


許せない💢

同じ年頃の子供がいる

良い年したオヤジ💢

昭和の働き方してんじゃないわよ

自分の子供が同じ目に遭ったら?

と、考えられないのかね

ろくに仕事も出来ないくせに

威張りやがって💢


彼、田中君は働きながら

転職活動を始めた。

三月だった。

「もうあの業界は疲れた」と言い

異業種に転職したい、と。


私の夫と重なった。

同時に、だからこそ困難だろうとも。

同業他社なら選べるくらいに

募集はある。しかしアラフォーが

異業種は…ハードルが高い。

ましてや三月、新卒の入社時期だし…。


もし募集があったとしても

書類選考の時点で弾かれるか

面接まで行ったとしても

たぶん離職率の高い会社が多いはず。


私の予想通りだった。

不合格というのは、度重なると

落ち込むものなんだよね。


就学前の子供がいるし

お嫁さんはフルタイムで働く気がない。

(彼女なりの信念で

せめて小学生までは育児に専念したい)


お嫁さんは転職は大賛成だが

土日、祝日が休みの会社、が望み。

今の仕事だと子供の行事の際

夫に有休を取ってもらわなくてはならず

帰宅も毎日9〜10時。


「妻の希望する条件の会社なんて…

なかなか見つからないし

あったとしても収入が半減します…」


そうだろうね…工場の作業員か…

公務員…は、もう年齢的に難しいか…。


田中君は

「僕、学生時代に工場でバイトしましたが

僕には無理だ、と実感しました」


あー😮‍💨わかる

私も…あの流れ作業とか飽きちゃって、

向き不向きがあるんだよね。

意外と給料高いんだけど…

そっか、だったら受けない方がいいわ。


私は4月を最後に連絡をしなかった。

でも、水面下で探していた。

私が昔働いた会社のグループ企業で

たま〜に欠員があると募集が出る。

それがクローズド求人というか

ハロワと会社のサイトでしか見つからない。


年収は若干下がるが定期昇給額が

高いしベースアップもある。

土日祝日が休み

残業もほぼ無い。

有休消化率も高い

在宅勤務も可能。


ただ…全く未経験、異業種からだから

書類選考で落ちる可能性は高い。


ハロワと、その会社の人事部に

問い合わせをしてみたら

募集締め切りまであとわずかだった。


田中君に平日のアポを入れた

「相談がある、誰にも内緒で」


直ぐ「承知しました」と返事が来た。


たぶん、私の病気のことか

夫婦喧嘩で離婚したい、とか

そんなことだろう?と想像したと思う

(実際、後から聞いたらビンゴだった😅)


当日パソコンだけ持参してね?と

メールした。


久しぶりに会う彼は痩せてやつれていた。


ごめん🙏近況報告は長くなるから

今日は抜きにして

本題から話すね


持参した求人票を見せて

「ここに応募してほしいの。

締め切りが迫っているから

ハロワの紹介状も必須な会社だから

これからハロワにも行かなきゃいけない。

パソコンに履歴書と職務経歴書

入っているよね?

その日付を今日に変えて」


何が何やら?ながら

彼はパパっとやった。

念の為に私がチェック。

よし、完璧だわ。


ハロワに行くと

昨日電話で担当してくれた女性が

待っていてくれてスムーズに行った。


私も「是非ご一緒に」と言われ

横に座ってはみたものの…

内心(いや、これ過保護過ぎないかな)


担当の超親切な女性と

「先日はお電話で…」と挨拶したあと


「あの…失礼ながらご関係は…?」


田中君とわたし

同時に「元の上司と部下です!」


担当者は

「まぁ、そうでしたか😊

ここまで段取りしてくださる方が

上司だなんて…羨ましいです」


いえいえ!お節介なものですから。


とりあえず、ギリギリで書類は送った。


その後、カフェで

応募先の詳しい条件を話すと

「もし…採用されたら妻は喜びます

でも…そこまで行くかなぁ…」


だから、内緒にした方がいいと思う。

と私は言った。


面接まで漕ぎつけてからで遅くないよ。

夫婦間でウソはいけないけど

黙っている方がいい時もある。

これは深刻な隠し事ではないから。

一喜一憂するのを奥さんも共有していたら

つらくなるからさ。


ひとつだけ言えるのは

この会社はホワイト企業だ、という事。

仕事の内容も、特殊だけども

デスクワークだし

たぶん貴方なら覚えるのは早いと思う。

家族のためにの条件は全部クリアしている

働くのは田中君だけど

この仕事なら、飽きずに出来ると

私は思う。

一緒に働いたからこそ、わかるからね。

もし、採用されたら教えて。

その時、気持ちが変わって

「断りたい」「今の会社にまだ働きたい」

と、思ったら断ればいいから。


それ以外はいちいち報告しなくていいからね。


「いや…そんな…感謝しています

ここまでしていただいて…」


お礼なんて言わないで

私、お節介だ、って自覚しているから。

これは自分のためにしている事なのよ

息子のように思っているから

ついつい…。


コネで入れてあげられることが

出来ないからさ

これしか手伝えなくて申し訳ない。


もし、書類選考が通って

筆記試験もクリア出来たら

その時は私と面接の練習はしましょう。


と、言って別れた。


こればかりは…縁だからなぁ。