やっぱりプロは違う | mayuminのブログ

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さーちゃんのお爺ちゃまは土地持ちで

90才の今も頭も身体もしっかりした

かくしゃくたる御老人だ。


その遺産について

相続権のない娘婿のM氏が

あーでもないこーでもないと

この二年言い続け

知識のないさーちゃんはもちろん

私までもがM氏の発言に振り回される始末。


cancerではないとわかった途端

M氏から、土地がーとか

相続税がーとか聞かされて

(ウンザリ😩)


さーちゃんはもっと聞かされている上に

一切知識がない

だから父親の話がコロコロ変わったり

借金が残るかも…とか言われたら

そのまま受け取って不安になる。


私は…ハウスメーカーに働いたことがあるから

土地や不動産売買については

さーちゃんよりはわかる

でも、プロではないから

あの土地をどうやって分割したらいいのか?

売買する時は?等々、ぼんやりとしか

わからない。


M氏の話に矛盾を感じても

それを指摘する根拠(法律)が

説明出来ない。


さーちゃんは不安だらけだし

それを安心させる説明も出来ない。


正直、私もさすがに身体に悪い気がした。

この問題から逃げたい、と。


先日さーちゃんに提案した

昔のハウスメーカー時代の同僚が

独立して不動産屋を営んでいる

その人に相談してみようか?


「ぜひ、お願いします」

と言われたが、

他人の財産に関わることに

首を突っ込むのは私の本意ではない


だから、頼まれてから

元同僚に電話するまで何日もかかった。


彼にとって美味しい話ではないかもしれないし

迷惑をかけるだけかもしれない。


やっと数日前

電話を掛けたら

開口一番「お前は〜困った時しか

電話してこないよなー!

何年ぶりだよ」


謝って、ざっくりと話した。


彼、池田さんは

「わかった、お前の娘みたいな子なんだな

大切な友人の娘さんか…

時間が出来たら連絡して行くわ」


お願いしますー!


今日電話が来て「これから行くから!」


え😱早っ!!


でも、ボランティアだから

断る訳にはいかない


彼は直ぐに自宅に来た。

ゼンリンの地図みたいな住宅のを

持参して。


そこでタイミングよく

幼なじみが急に訪れて

池田さんと幼なじみも顔見知りだから

三人で再会、

しばらくそれぞれの近況報告で

盛り上がった。


私がお茶を準備しにリビングを出ても

幼なじみと池田さんは

二人で盛り上がって話していたから

助かった。


で、地図を見ながら

「この辺の一帯の土地と

この二区画がお爺ちゃま名義です」

またざっくりとどんな状況か話すと

池田さんは法律に則って

具体的にどうした方が良いかと

パパッとわかりやすく話してくれた。


たまたま同席していた幼なじみも

自分の実家の相続に重ねて

「なるほどー!そういうことなのね」


そして彼女と私二人同時に

「プロは違うわ!」


池田さんは

「長年やってきているからな

mayumin 、お前、これを娘さんに

説明出来るかい?

無理だよなぁ…

俺から、娘さんに説明するよ

別に土地売買に俺が関わらなくてもいい

無料だから。このくらいのことは。

娘さんの都合がいい日を

第三候補まで聞いておいて。


その上で互いの都合が合う日に

ここで、会うことにしよう」

(え😱私の家でかい』


「だって小さい子もいるんだろ?

俺の事務所に来てもらっても構わないけど

子供預ける実家がないんだよね?

お母さん亡くなったなら。

mayumin の家なら

子連れで来てもお前が子供の世話してさ

娘さんと話せるからさ」


幼なじみがそこで言った

「その方がいいわ、

やっぱりプロから聞いた方が、

私だって今の話で理解したから」


そうだね、じゃあそう娘ちゃんに言うわ


でも池田さん…

この物件、お願いするかどうかは

わからないよ

そこまでしてもらっても…。


「わかってる!だからボランティアだ!

お前の娘のような子なんだろ?

亡くなったお母さんは

お前の親友みたいな人なんだろ?

だからお前のためにボランティアするよ」


ありがとう😭


その後幼なじみは残り

池田さんは「アポがあるから」と

帰って行った。


あっという間に夕方になり

幼なじみが「そろそろ帰るかな」

のタイミングで

さーちゃんから電話


幼なじみは「出てあげて!

私帰るから!」


お言葉に甘えて

電話に出るとさーちゃんが

「今、実家からの帰りなんですけど

ちょっと伺ってもいいですか?」


そして直ぐにやって来た。

まず、さーちゃんが父と今日話したことを

聞いた。

「mayumin ちゃんから聞いたけど

お父さんの言ったことで

心配や不安になっていたんだな

お父さんはそんなつもりはなかった

ただ、お父さんは思ったことを

口に出しているだけだから

いちいち深刻に捉えなくていいから」


さーちゃんは、いくら毒親と思っていても

実の父だから、そう言われると

許せてしまう。


「だから…お願いした不動産屋さんの件は

祖父が亡くなってからでいいかな…と」


そっかぁ…それならそれでいいよ。


ただ、私は聞いておいた方がいいと思う。


「何か、祖父の権利証とか必要あるのでは?」


何も要らない、ただ現時点で

わかる事だけでの

アドバイスだから。

会ったからと言って、契約を迫る事もない

私の長年の友人だから

完全ボランティアとして説明してくれる。


さーちゃんは

それでも迷っているようだった。


彼女はずーっと親に引かれたレールを

歩いて来たから自分で決断する事が

出来ない。


しばらく子供達と私が遊んでいたら

さーちゃんが口を開いた


「私、会ってみます。

プロの方の知識や経験

どんな風に土地家屋の売買をするのか…

やっぱり知っていた方がいいです。

これからどうなっていくのか…

私、お恥ずかしいですけど未知の世界で。

だから、弁護士でも雇おうか、と

思ったりもしましたが

今の私には弁護士に何をどう話せばいいか

すら、わからないから」


そうだね。

とりあえず、子供達連れて来てさ

私は世話しながらも

さーちゃんのサポートも出来るから

気楽に聞けると思うよ。


「はい、ありがとうございます!

本当にお世話になってすみません」


まぁ、私、池田さんに

アレコレ聞いたけど

目から鱗なことがたくさんあった。


関係ない私でも

聞いてみて

Mさんの言ってる事が間違っていたり

法的には禁じられている事もわかった


今まで、振り回されていたけど

(知識不足で)

もう、M氏が何を言おうと

「机上の空論」だったり

無茶苦茶テキトーな事だったりがわかった。


少なくとも私は

今後彼に何を言われてもぶれないでいられる。

どう転ぶのかわからないが

やっと達観していられる

だから私にとっては良かった。


私は池田さんには個人的に御礼をするつもり。

さーちゃん一家は行動力がないから

たぶんお爺ちゃまが亡くなるまで

誰も行動を起こさないだろう。


池田さんは無駄足踏むだけ

それもわかった上で

私との友情で「情けは人のためならず」

と、ボランティアしてくれる事に感謝。

甘えようと思う。