母との関係
子供達と母と、一番気楽なメンバーで誕生日会をしました。
母には何かと助けてもらいながら、ここまでやってこられました。
息子たちもおばあちゃんを大切にしていて、私の言う事より素直に聴き入れているように思います。
この関係性になれたのも、夫が亡くなったから。
母娘関係に向き合えて、母と私の人生を切り分けられたのも、夫が亡くなったからです。
私は何よりも母との関係性が改善したことで、人生が楽になりました。
この感覚は私の人生の宝です。
夫婦について
母と夫婦と話になりました。
私の世代にもなると、夫婦の悩みを耳にする事が増えてきます。
旦那さんがいる友達と集まると、冗談で「私が一番悩みが少なくない?」と言ったりもしますが、あながち冗談でもないのかも。
母に、「夫婦を継続する事って大変だね」と言ったら
「大変よ」と、ボソり。
母の声のトーンで、重みが伝わりました。
母は、私と夫がとても仲良しだったことを知っているので、
「真祐美の場合は、彼が生きていたら仲良くやっていたかもしれないね」と言ってはくれましてが、
「それは分からないよ」と、無意識のうちに言葉が漏れていました。
死別して間もない頃、私は色々なご家族を目にしては、「ウチなら絶対仲良く出来るのに、何故パパがいないの?」と、悔しい気持ちが湧き上がり、怒りが爆発していました。
でも、今の私はそう言う思いはありません。
結婚は私と彼だけの問題ではなく、色々な人が複雑に絡み合います。
更には当時の私のままだったらと思うと、なかなか厳しいと思います。
結局のところ、死別して喪ったことと、得た事はあると言う事。
ただ今の自分を否定しない為にも、色々な事を柔軟に考える自分でありたいです。
パパが生きていたら「絶対に」幸せだったのに、なんて決めつけては、あまりにも今の自分が悲しすぎるから。
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