死別してからの人間関係の整理法 | 35歳で夫と死別。死別カウンセラー今田真祐美の死別の苦しさから立ち直る心の処方せん

35歳で夫と死別。死別カウンセラー今田真祐美の死別の苦しさから立ち直る心の処方せん

35歳の時に夫と突然の死別。
その時子供の年齢は3歳と0歳でした。
自分を見つめながら、もがきながら見つけた、死別しても前向きで幸せになれるヒントを毎日発信しています。
死別シングルマザー当事者として、死別シングルマザーカウンセラーとして活動しています。

 

 死別後か人と関わらなかったことで分かった事

 

死別後、元コミュ障の私にとって、関わる人が一気に減ったことはとてもラッキーだったことの1つです。

 

夫の死の事を聞かれたくもないし、言いたくもない。

そんな私は、とにかく人とかかわることを極力避けました。

 

その当時は、それで無駄に傷つくことを減らせていたと思います。

 

ただ、自分の近しい人、つまりは親族関係ですが、そういう人との関りは簡単に断ち切ることができませんでした。

 

近しいがゆえに土足で境界線を越えてきて、自分の行きどころのない感情のはけ口に私は使われていたと思います。

 

その時は抵抗したり、歯向かうエネルギーもなかったがゆえに、はけ口を求めている人は過敏にキャッチして、弱った私に行きどころのない感情をぶつけていたように思います。

 

心は麻痺していたし、自分を責めている状態でしたら、その気持ちが増幅して心はズタボロでした。

でも、その手の人たちは永遠に相手の気持ちを理解しようとしないので、今も変わらず無駄にエネルギーを爆発さ当たり散らしています(笑)。

 

 ショックな時に自分の癖が出る

 

死別のような大きなストレス

がかかると「人の本質が見える」と、この時に学びました。

 

当時の私はエネルギーが空になり、何もできなくなるタイプ。

 

本気で親身になるがゆえに、追い込むように厳しいことを言う人もいました。それに関しては、その人なりの優しさなんだと、きちんと理解していました。

 

自分勝手な人はとことん自分勝手。周りが傷ついていようが何しようが、感情をぶちまけ、しかもその感情が収まると簡単に「無かったこと」にする人。

 

愚直に黙って、相手の立場に立ってフォローをする人。

何をしていいか分からず、手も口も出せない人。この場合は、それも一つの優しさの形と理解できます。

 

こんな感じで、それぞれの癖の強さが、強烈なストレス下に置かれると如実に表れることを経験しました。

 

死別後の記憶は薄れていますが、案外そういう人の本質的な部分は記憶に残っています。

 

 傷ついた経験を活かす

 

結局その経験が今の人間関係の構築に役立っています。

 

当時のことを恨んでいるわけでもないし、無理矢理感謝する必要もないですが、今の心地よい人間関係を築くには、そういう「素の部分」を見せてくれた経験が判断材料になっています。

 

そんなに人間って大きくは変わりません。

 

正確に言えば、私たちのような夫を亡くした当事者であればストレス度合いが格段に違うので、大きく変われる可能性が高いです。

 

でもその周りの人たちは、生活が脅かされているわけではないから、12年経った今でも基本的にスタンスは変わりません。

 

それを踏まえれば、自分の大切な時間を過ごしたい人、排除したい人は明確になります。

 

それを「仕方ない」と、自分を脇に置きなんとなく付き合うのか、きっぱりと距離を置くのかは自分で決められます。

 

結局その生きている時間の中で、どんな人と関わるかで大きく人生の質が変わります。

 

中途半端に関われば、些細なことでも嫌なことが起きやすい。

一瞬で「嫌」があると、そこで自分を納めるまで時間がかかりますよね。

 

そもそもなければ、その嫌な時間すら生まれません。

 

 関わらないことでのメリットとデメリットは?

 

損得で全て処理するわけではないですが、嫌な人と関わらないデメリットは正直皆無です。

 

向こうから絡んでくることもあるだろうけれど、そこには毅然とした態度で自分の時間の質を上げることに集中。

かまっている暇はありません。

 

きっとその本質的なことをあなたは死別直後に体験しているはず。

 

思い出して、自分の心地よさを追求していきましょう。

 

 

 

 

 

 

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