この場を借りて | 死別の苦しさから立ち直る心の処方せん

死別の苦しさから立ち直る心の処方せん

35歳の時に夫と突然の死別。
その時子供の年齢は3歳と0歳でした。
自分を見つめながら、もがきながら見つけた、死別しても前向きで幸せになれるヒントを毎日発信しています。
死別シングルマザー当事者として、死別シングルマザーカウンセラーとして活動しています。

このブログを書こうと思ったきっかけ。

 

本当に、何もない私が、夫を亡くし、それでも生きてこられたんだから、もし、どこかで似たような経験をしていた人が「私はもう立ち直れない」と思っていたら、それはそんなことはないんだと伝えたかったから。

 

本当に私をよく知る母でさえも、「案外強かったのね」って言いました。

 

それは、私が強いということではなく、本当に私という人間はそうやって人に依存して逃げて逃げて逃げまくる弱い弱い人間だったということです。

 

あ、もう逃げ場はないなってとこまできたから、生きるしかなくて、生きてきた。

 

何が正解とか何が正しいとか、いいとか悪いとかそういうは全部どうでもよくて、とにかく目の前に差し出されたことをやってみただけ。

 

それは正しかったか正解だったかはわからないけれど、でも子供たちも私も笑う時間が増えて、それが自然になったという今があります。

 

ただ、それだけです。

 

だから、あなたならきっと大丈夫って思うんです。

 

それをとにかく、言葉にしたかったのです。

 

ほぼ毎日こうして過去のことを思い出したり、今のことを思うままに言葉にしていると、どんどん軽くなっていく自分をここのところとても感じるようになりました。

 

自分の思考や感情をアウトプットすることって大事なんだなと思います。

どんどん濁っていたものが透き通ってくる感じ。

 

あの時のことを思い出して、辛くなるっていうことを全くゼロにすることはできないけれど、夫を亡くしたあの時を思い出すと当時に、夫と過ごした楽しかった日々も思い出すことが増えたように思います。

 

ある人に、「過去は変えられる」って言われたことがあるけれど、それってこういうことなのかなぁなんて、今は思います。

 

読んでいただいている方がいて、必死で前に進んでいこうとされている方がいて、それを感じると、絶対大丈夫!って本当に私は思っています。

だって、前に進みたくても、進んでいる感じがしない・・そんなもどかしさがあるから、辛いんですもんね。その「進みたい」っていう気持ちがあれば大丈夫ですよ。本当に。

 

こうして、私のブログを読んでいる皆さんから、私もたくさん勇気をもらっています。

今日は、お礼を言いたい気分だったので、この場をお借りして感謝を伝えます。

 

ありがとうございます!